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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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ズルい仕事術

ズルい仕事術
ズルい仕事術

(2011/12/16)
勝間 和代 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:20

  「そういえば、ラジオの収録などに行くと、
  “なぜ勝間さんは、さまざまなバッシングに対して平気なのですか?”
  と聞かれることがありますが、それは単純で、
  “本当に近くつき合っている人からバッシングされるのであれば
  へこむけれども、バッシングをする人たちは幸か不幸か、
  見ず知らずの人たちだから”です。」

きっと質問した人は、勝間和代さんが、ぜんぜん平気そうに
見えていないから、こんな質問をしたのでしょう。

しかし、勝間さんは本当に平気なんだと思います。

なぜなら、バッシングを受けることが、
意図したマーケティング手法だからです。

それは、「炎上マーケティング」とか、
「バッシングマーケティング」と呼ばれる手法です。

この方法は、勝間さんのようにソーシャルメディアに精通し、
かつ、ブランドを確立した著名人がやると効果絶大。

  「ではなぜ、人は悪口や陰口を言いたがるのでしょうか?
  それはやはり、“自尊心を満たす”ためです。
  人の悪いところを見ることによって、
  あるいはそこを誇張することによって、相対的に自分の優位度を
  確認したい、高めたい、と思うからです。」

ここまで分かっていて、本書でもアマゾンのレビュー批判に、
多くのページを割くなど、あえてツッコミどころを用意しているのは、
どう考えても確信犯ですね。

本当に勝間さんが言うように、日本のアマゾンのレビューが、
米アマゾンのように、買った人かどうか、実名かどうかが、
区別されるようになってしまえば、バッシングも減り、
マーケティングの効果は、なくなってしまいます。

さて、本書の内容ですが、ムダな努力をやめ、
結果を出すことにフォーカスした仕事をしましょうという話しです。

日本の生産性は欧米と比べて低いと、よく言われます。

それは、日本人がムダなところまでマジメ過ぎるからであり、
もっと付加価値を高めることだけをズルく考えて、
仕事をしましょうと勝間さんは言っています。

ズルく仕事をするために、柱になるのは、次の3つのスキル。

  1.自分の強み・弱みについての正しい「自己分析力」
  2.不確実な状況でも的確な判断を下せる「論理思考力」
  3.周りへの徹底した「レバレッジ力」

本書では、いろいろな本から引用しながら、
これら3つのスキルを身につける方法を解説し、
「自分をいつも見つめ直し」「常識を疑い」「運のいい人になる」
ことを目指します。

炎上マーケティングの手法を学ぶのが半分、
付加価値を高める仕事術が半分の本といった印象でした。

結果を出すためなら、どんなマーケティング手法でも使う
勝間さんの貪欲さには、脱帽です。

この本から何を活かすか?

私の娘(小学5年生)の同級生に、
1人とても嫌われている、Mちゃんという子がいます。

なぜ、その子が嫌われているかというと、
話し方が常に上から目線だから。

話を聞いているだけでムカつくと、クラスメートからも、
お母さん達からも、すこぶる評判です。

でもよく考えると、ネガティブな話しではありますが、
どんなときでMちゃんの話題がのぼり、常に注目の的です。

このことを思い出し、「炎上マーケティング」は、
人間が本質的に持っている感情に訴える手法なのだと実感しました。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 
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| マーケティング・営業 | 06:36 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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