活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT


≫ EDIT

「IT断食」のすすめ

「IT断食」のすすめ (日経プレミアシリーズ)
「IT断食」のすすめ (日経プレミアシリーズ)

(2011/11/10)
遠藤 功、山本 孝昭 他 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:17

「topless meeting」という言葉をご存知でしょうか?

私は、NHKラジオ「実践ビジネス英語」2011年12月28日の放送で
この言葉を知りました。

ビニエットには次のようなセリフがありました。

  「Great Lakes is going “topless”
  in all corporate meeting rooms from now on.
  (グレイトレイクスでは今後、社内のすべての会議室で
  トップレスになります)」
  (グレイトレイクスとは、舞台となっている会社の名前)

会議室で、ト、ト、ト、トップレスになる!?

私の頭の中では、当然のごとく良からぬ妄想が膨らみましたが、
天下のNHKの放送で、そんな話が出てくるわけがありません。

その回のテーマは「Ban on Laptops(ラップトップの禁止)」。

社内の会議や大学の授業で、ノートPCやスマートフォンなどの
デジタル機器の使用を禁止するという内容の話しでした。

「topless meeting」とは、もちろんオッパイ丸出しで
会議をするのではなく、ラップトップやスマホの使用が
禁止された会議のことを指します。

英オックスフォード大学の出版局が発表する
2008年のWord of the Yearにも選ばれた言葉のようです。

それだけ、ラップトップやスマホから離れられない人が多くなり、
世界的にも「IT中毒」が広がっているということなのでしょう。

さて、かなり前置きが長くなりましたが、
本書は、過度なIT依存へ警鐘を鳴らし、
職場での適正なITとの付き合い方を促す本です。

著者は、「見える化」の発明者である遠藤功さんと、
IT企業・ドリーム・アーツ社長の山本孝昭さん。

遠藤さんがこの本を書くのは分かります。

しかし、IT業界に身をおく山本さんが、
自らの商売を否定しかねない、こういった本を書いたことは驚きです。

山本さんは、本書の前書きで次のように書いています。

  「IT業界のプロが、多くの企業とそこで働くほとんどの人たちが、
  すでに“IT中毒”状態であることを問題提起する決断をし、
  この本を執筆するに至った。その理由は単純明快。
  ITによって得られるメリットとデメリットが一部で
  逆転してきたからだ。」

本書では、過度にITに依存することにより発生した
情報の洪水(ICF)とバカのロングテール(BLT)が、
かえって仕事の邪魔になっていることを指摘し、
依存克服への処方箋を示します。

それが、本書のタイトルである「IT断食」。

本書を読むと、ITに頼りすぎることで、私たちに本来必要な
コミュニケーションが不足していたことが自覚できます。

職場に活気を取り戻すためには、ある程度ITを断って、
振れ過ぎていた針を反対側に戻す必要がありますね。

現在の何でもかんでもITに頼った仕事のやり方に、
違和感があった人には、共感がもてる内容だと思います。

この本から何を活かすか?

私は、ここ数日、右目のまぶたが何度もピクピクと痙攣します。

私も立派なIT中毒者。

きっと目の使い過ぎか、睡眠不足が原因なのでしょう。

身体が発した危険信号には、素直に従った方がいいのかもしれません。

当面の間、IT断食として、ブログの更新をしない日曜日は
一切パソコンに触らないようにしたいと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 
関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加

| IT・ネット | 06:38 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://ikadoku.blog76.fc2.com/tb.php/1385-5d148e4f

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT