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経営知能

経営知能―リーダーは育てるより、探し出せ!
経営知能―リーダーは育てるより、探し出せ!
(2007/08)
ジャスティン・メンクス 商品詳細を見る

満足度★★

ビジネスでめざましい業績をもたらすもの。

それは、行動やスピードではない。
ましてや、人格、カリスマ性、EQ(ここの知能)でもない。

この本の著者、ジャスティン・メンクスさんが主張する
経営に最も必要な能力とは「知能」です。

ですから、本書の中では知能という単語が連発されます。

ただ、知能と聞くとIQを測る知能テストを連想しますが、
ビジネスで必要な知能とは、もう少し違うもののようです。

ここで、ジャスティンさんが本書で説明する
「“知識”と“知能”の違い」を見てみると、
何をもって知能と言っているのかが分かります。

  知識 → 既知の情報を思い出す能力
  知能 → 未知の問題を解く能力

どうやら、本書で盛んに必要と謳われる「知能」とは、
いわゆる「問題解決能力」のようです。

本書の約8割は、知能こそ経営の鍵となるという主張に割かれ、
残りが、経営知能の測り方と伸ばし方についてそれぞれ
1割ずつ書かれている構成になっています。

取り上げられる事例は、ケネディ大統領のキューバ危機回避など、
興味深いエピソードも多く紹介されているのですが、
いま一つ、「誰が何のために読む本なのか分からなかった」
というのが、私が本書を読んだ正直な感想です。

また、原題のExecutive Intelligenceが「経営知能」と
翻訳された時の、「知能」という日本語の語感がシックリこないのと、
サブタイトルになっている「リーダーは育てるより、探し出せ!」
というのも、パッとしない感じで残念でした。

この本から何を活かすか?

本書には、経営知能を測る問題として、
次の質問が紹介されていましたので、考えてみませんか?

[問題]
  あなたは大手ソフトウェア会社のCEOです。国内外の競争により、
  自社製品の価格は大幅に値下がりしています。幹部チームはコスト削減が
  急務でCOOはプログラミングを海外に外注することが、労働コストを
  引き下げる最善策だと考えました。すでに、インドなどの企業から提携の
  打診も受けています。

  さて、あなたは、このCOOの案に対して、どのような質問をするのかを
  挙げてください。

私は流れ上、本書に示される理想的な解答例を読んでしまいましたが、
少し間をおいてから、自分ならどうするかを考えてみようと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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