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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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ハーバードビジネススクールが 教えてくれたこと、教えてくれなかったこと

ハーバードビジネススクールが 教えてくれたこと、教えてくれなかったこと 起業した卒業生3人の10年間
ハーバードビジネススクールが 教えてくれたこと、教えてくれなかったこと 起業した卒業生3人の10年間

(2011/12/01)
ビル・マーフィー・ジュニア 商品詳細を見る

満足度★★★★
付箋数:20

ベンチャー企業を興して成功する秘訣。

それは、既に成功した起業家から学ぶこと。

しかし、意外なほどベンチャー企業を研究した事例は少ないようです。

なぜなら、駆け出しのベンチャー企業は株式をを公開していないので、
企業情報が公開されていません。

さらに、株式を公開している会社でも、
IPOの時点で創業者が辞めてしまっていることも少なくありません。

ですから、ハーバードビジネススクール(以下HBS)で学んでも、
ベンチャーの創業者が直面する問題や決断を具体的に知ることは
できないようです。

そこで、本書の著者ビル・マーフィー・ジュニアさんは、
起業のベストプラクティスを見つけるために、
HBSの1997年、1998年、1999年の卒業生で、
実際に起業した100人以上を対象にインタビューを始めました。

そして、次の3つの基準で本書の主人公となる起業家を絞り込みました。

  1. 成功していること(年商5000万ドル以上)
  2. 長期間続いていること(5~10年以上の継続)
  3. 正直であること(いいことも悪いことも話してくれること)

選ばれたのが、HBS卒の3人の起業家。

高級小売店を起業し、11年全米チェーンに育てたマーラさん。
インターネット関連企業を2社立ち上げたクリスさん。
5年の歳月をかけ計画を練り会社を設立、成功させたマークさん。

この3人はHBS卒業後、まっさらな状態から会社を興し、
つまずき、転び、苦しみながらも、起業家として成長し、
10年間で会社も大きな利益を上げ、多くの雇用を生み出しました。

本書はマーラさん、クリスさん、マークさんの
試行錯誤の10年間を追った、壮大なケーススタディです。

そして、著者のマーフィーさんは、この3人の軌跡を追って、
「起業に成功するための10のルール」を導きだしました。

  1. 成功を固く決意する
  2. まず問題を見つけ、それから解決策を考える
  3. 大きく考える、新しく考える、もう一度考える
  4. 1人ではできない
  5. 1人でやらなくてはいけない
  6. リスクを管理する
  7. リーダーシップを学ぶ
  8. 売り込み方を学ぶ
  9. 粘って、辛抱して、勝つ
  10. 一生続ける

本書の3人の主人公は、もの凄く著名な起業家ではないものの、
いずれも個性豊かでバイタリティの溢れる方たち。

その10年間を描いていますから、ビジネスストーリーとしても楽しめる
読み応えが十分な作品になっています。

ただし、面白い作品ではあるものの、
3人の主人公はもともと優秀で、HBSに入学する時点から、
尋常ではない行動力がありますから、一般のビジネスパーソン人が、
参考にできるかどうかは微妙なところかもしれません。

この本から何を活かすか?

HBSの「組織行動」の授業では、
マイヤーズ・ブリッグス・タイプ指標(MBTI)という
性格テストを実施するそうです。

これは16タイプに分ける性格検査。

HBSの学生は、率直で決断力があり、進んでリーダーシップを取る
「ENTJ」型と診断されることが多いようです。

私もこの性格検査の簡易版テストができるサイトで試してみました。

結果は、「INTP」タイプ。

「考えにふけってうわの空の大学教授を絵に描いたようなタイプ」
のようで、どうやら起業家タイプではないようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.  
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