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高城剛と未来を創る10人

高城剛と未来を創る10人 対話から見えた、その先の世界 (アスキー新書)
高城剛と未来を創る10人 対話から見えた、その先の世界 (アスキー新書)

(2011/12/10)
高城剛 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:19

週刊アスキーで、進藤晶子さん、神足裕司さん、福岡俊弘さん、
そして高城剛さんの4 人が聞き手として持ち回りで連載中する、
対談コーナー「え、それってどういうこと?」。

このコーナーには、話題となっている旬の方から、
一般には有名ではないものの、一部で圧倒的に支持される方まで、
個性豊かなゲストが登場します。

本書は、2008年1月から2011年10月までの連載で、
高城剛さんがホストを務め、特に読者から要望の高かった
9人の方との対談を再構成し、まとめたものです。

登場するゲストは、文化起業家の藤田志穂さん、マンガ家寺沢武一さん、
合気道家整体師三枝龍生さん、経済学教授金子勝さん、
ミュージシャン中田ヤスタカさん、G-SHOCK開発者伊部菊雄さん、
編集者米原康正さん、社団法人代表紅音ほたるさん、
インタビュアー吉田豪さん。

これらの対談に加え、本書のために行った、
テリー伊藤さんとの特別対談が掲載されています。

各対談で、高城さん自身は聞き手に徹していますから、
それほど個性を発揮していません。

ですから、高城さんの発言を聞くために本書の対談を読むと、
最初はちょっと肩透かしを食らったように感じるかもしれません。

しかし、ゲストの方はいずれも負けず劣らずユニークですし、
各対談後には高城さんの書き下ろしで、
「高城の未来展望」が加えられているので、
十分に楽しめる本に仕上がっています。

私が本書で気になったのは、寺沢武一さんとの対談の後に
書かれていた高城さんの「未来展望」の中の次の一節。

  「また僕自身、日々iPadで読書をしていると、
  早くも電子書籍時代に向けた感覚の変化がありまして、
  それは“発光体でなければ書物のメッセージが僕の心に届かない”
  ようになってきたことです。」

高城さんは、同じ内容の本でも、紙で読むと心に届かず、
それを電子書籍のような後ろが光っているバックライトの書物だと
心に届くように感じるそうです。

この感覚を、高城さんは自分の脳の変化ととらえ、
“光っている”情報の方が、速くて新しいと
本能的に脳が理解しているからだと解釈しています。

これは単なる高城さんの思い込みなのか、
本当に起きている現象なのかはっきりしません。

また、高城さん独自の現象なのか、誰でも電子書籍で読む割合が
増えると起こりえることなのかも分かりません。

これが事実かどうかは、今後、科学的に検証される機会を
待ちたいと思います。

ただ、個人的には、今後、電子書籍を読む機会が増えても、
自分にはあまり起きてほしくない現象ですね。

この本から何を活かすか?

  「もし1929年の世界恐慌を、2008年のリーマン・ショックに
  対比させれば、第二次世界大戦が始まったのが1939年で、
  世界恐慌の十年後と置き換えられ、これから7年間で
  各国あらゆる手を尽くしますが、世界経済の状況は日に日に悪化し、
  2018年に、大きな戦争が起こる事は十分に考えられます。」

歴史は繰り返す。

高城さんは、大きな戦争が起こることも想定しているようです。

平和な日本で暮らす今の私たちには、想像しにくいことですが、
可能性の高低は別にして、こうしたワーストケースシナリオを
考えておくのは重要かもしれません。

有り得なさそうな事まで想定することで、
そこからどんどん発想を広げることができます。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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