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プレイング・マネジャー最強の仕事術

プレイング・マネジャー最強の仕事術
プレイング・マネジャー最強の仕事術

(2011/10/28)
高島健二 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:18

  「はっきり言っておこう。
  マネジャーの仕事は、基本的に割りに合わない。
  実はこの手のことは、マネジャー向けのハウツー本には
  あまり書かれていない。しかし、落ち着いて考えれば、
  誰にでも分かることだ。手柄は部下のもの。
  ただし、有事のクレームや業績の責任はマネジャーが
  負わなければならない。他人の利益を優先する利他主義。
  これがマネジャーの原則だ。」

私もかつてサラリーマンとして働いていたころ、
自分がマネジャーになって初めて、その割の合わなさに気づきました。

ちょっと手当てをもらっただけで、こんなに何でもかんでも
責任を負わされたら、やってられない。

最初は、そんな風に感じました。

しかし、それはあくまでも給与や待遇面での話し。

私はマネジャーの経験を少しずつ積むにつけ、
「経験」こそがマネジャーの報酬、
マネジャーにならないと経験できないことを考えると、
十分すぎるくらい割に合っているということに気づきました。

話しが逸れてしまいましたが、
本書はプレイング・マネジャーの仕事のヒントがまとめられた本です。

著者はタナベ経営の沖縄支社長である高島健二さん。

プレイング・マネジャーは、その名の通り、
プレイヤーとマネジャーの2つの役割を求められますから、
仕事上の悩みが尽きません。

特にプレイヤーとして優秀だった人ほど、
マネジメントの部分で壁にぶつかることが多いようです。

本書では、プレイング・マネジャーに、企業経営者、部門長、
幹部候補生、事業を継承する後継者および後継者候補までを
含めて考えます。

経営者をプレイング・マネジャーに含めないのが一般認識ですが、
日本企業の9割超は中小企業であり、現実的にそのほとんどが
プレーヤーとしての役割も担っていることから、
高島さんはあえて経営者も対象に考えたようです。

本書で紹介される仕事のヒントは100項目。

高島さんがタナベ経営で新人の頃に学んだことから、
支社長になって経験したこと、そしてコンサルティング先の
企業で得た知恵がベースになっています。

  第1章 現場で見るリーダーシップの誤解
  第2章 成功するマネジャーの条件
  第3章 コミュニケーション向上プログラム
  第4章 プレイング・マネジャーの現場力
  第5章 プロフェッショナル・マネジャーへの道

紹介される仕事の100のヒントは、いずれも均等に
2ページにまとめられているので、もしかすると
どこに重点が置かれているかが分かりにくいかもしれません。

その反面、本書にはどこから読んでも
スッと入っていける良さがあります。

この本から何を活かすか?

  「なんくるないさ」の本当の意味

高島さんは沖縄に赴任して、10年以上経つだけあって、
本書には類書にない「沖縄色」が出ています。

一般的に沖縄の方言、「なんくるないさ」は、
「いろいろあるけどなんとかなるさ」という
楽観的な意味と思われています。

しかし、高島さんは沖縄県内の企業経営者と一緒に仕事をして、
「なんくるないさ」の本当の意味を知ったそうです。

本来は「自分がやれることをやり尽くした結果、
あとは野となれ、山となれ」という意味だと。

「人事を尽くして、天命を待つ」と同じ意味を持つそうです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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