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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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人生で本当に大切なこと

人生で本当に大切なこと 壁にぶつかっている君たちへ (幻冬舎新書)
人生で本当に大切なこと 壁にぶつかっている君たちへ (幻冬舎新書)

(2011/11/29)
王 貞治、岡田 武史 他 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:18

  「今回、サッカー日本代表などの監督を務めた岡田武史さんと
  対談したのは、中学生や高校生などの若い世代の君たちに、
  僕たちがこれまで考え、行動し、経験する中で見つけた
  “人生で本当に大切なこと”をぜひ伝えたいと思ったからです。」

本書は、日本野球界を代表する王貞治さんと、
日本サッカー界を代表する岡田武史さんの対談本。

冒頭で紹介した王さんの「はじめに」の言葉にある通り、
本書は、中高生に読んでもらうことを想定して、
企画されたようです。

そのため、文字は少し大きめで、行間は広めの体裁になっています。

お2人は、野球とサッカーと、それぞれ活躍した世界も
世代も違いますが、もともと親交はあったようなので、
終始なごやかに対談は進みます。

  「いまでも憶えているのは、僕が成績不振の責任をとって、
  横浜F・マリノスというチームの監督をシーズン途中で
  辞めたときのことです。突然、自宅に大きな花束が届き、
  “誰からだろう”と思って見たら、
  送り主に“王貞治”と書いてありました。」

お互いの実績を認め合い、尊敬する仲であることが、
お2人が交わす言葉からも感じ取ることができますね。

話の中心は、悩み、壁にぶつかっているときに、
どうやってそれを乗り越えていくか。

偉大な実績を残したお2人でも、
人知れず、たくさんの不安や悔しさを味わってきたようです。

ですから、一旦は、若い世代の方が抱く悩みを、
それが飛躍のためのチャンスだと受け止めます。

その一方で、プロとして活躍するための厳しさも伝えています。

  「僕は、練習でも試合でも常に“自分のため”と考えてきました。
  “自分のため”といってやっていれば、結果はすべて自分の責任です。
  だから真剣になるし、そう簡単に諦めたりするわけにはいきません。」

本書を、もっと上の世代の方が読めば、
お2人が活躍した当時の裏話も披露されていますから、
また別の意味で楽しむことができます。

  ・監督やコーチから二本足への変更を迫られても、
  なぜ王さんは一本足打法にこだわったのか?

  ・王さんは、第1回WBCの監督をどのように考え引き受けたのか?
  
  ・1998年のW杯フランス大会で、岡田さんはどのようにして
  カズさんと北澤さんをメンバーから外すと決断したのか?
  
  ・オシム監督が脳梗塞で倒れた後、岡田さんはどんな気持ちで
  日本代表の監督を再び引き受たのか?

あの場面の裏側にあった、当時の「決断」の真相を知ることができます。

お2人が受けたプレッシャーは想像を絶するものです。

そのプレッシャーに打ち克ち、壁を乗り越えるために必要な心構えは、
どんな世代の方が読んでも参考になると思います。

この本から何を活かすか?

  「身体」は一生裏切らない

永く活躍するために必要なのは、食事・睡眠・身体作りの
3点であると、王さんも岡田さんも口を揃えています。

この3つを怠っていると、年齢が進むに従って、
頑張りが利かなくなってきますね。

私は、今年の冬、あまり下半身のトレーニングをしないまま、
スキーシーズンに突入しました。

案の定、思ったような滑りができていません。

私は本書を読んだことをきっかに、
毎日、下半身を鍛える時間を取りたいと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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| 人生論・生き方・人物・哲学 | 06:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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