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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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何でもわかりやすくする技術、伝える技術

何でもわかりやすくする技術、伝える技術
何でもわかりやすくする技術、伝える技術
(2011/11/15)
安田 正 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:14

  ・「何が言いたいのかわからない!」と上司に言われる
  ・何度説明してもわかってもらえない
  ・文章の意味が通っていないと指摘される
  ・本を読んでも全然理解できない
  ・アイディアがまとまらない
  ・聞き出したいことをうまく聞き出せない

本書は、こういった悩みがある人の大きな助けになります。

著者の安田正さんが本書で伝えるのは、
「わかりやすくする」技術。

これは、類書にある「わかりやすく伝える」技術と少し違います。

もちろん、「わかりやすくする」中に「わかりやすく伝える」も
含まれますが、コミュニケーションは常に双方向。

話を「わかりやすくする」のは、伝える側だけでなく、
聞く側にも技術が必要です。

例えば、「笑っていいとも!」などで司会を務める、
タレントのタモリさん。

安田さんは、タモリさんの相づちのうまさは日本一として、
その「聞く技術」を次のようにまとめています。

  1.相手がストレスを感じない程度に、目を合わせること
  2.背もたれなどにもたれず、心持ち前傾姿勢をとること
  3.あいづちは多く打ちすぎないこと
  4.あいづちの中にときおり簡単な質問を挟むこと
  5.話をよく理解し、話に対して感じた感情・意見を簡単にコメントすること

タモリさんが司会する番組では、ゲストの方が
ずいぶんリラックスしているような印象を受けます。

多くのゲストの方達が、気持ち良さそうにう話すのは
こういったタモリさんの技術があってこそなんですね。

実際に私たちは、タモリさんのように司会をする機会は、
それほど多くないかもしれません。

しかし、ビジネスでもプライベートでも、
コミュニケーションの半分は聞く側の立場ですから、
伝える技術だけでなく、伝えられる技術を身につけてもいいハズです。

本書では聞く側ができることとして、
質問を使って話し手を助けたり、
質問で話の流れをコントロールするなどの技術が紹介されています。

また、「わかりやすくする」技術は、文章の場合も同じ。

本書は「話し方」、「書き方」、「聞き方」、「読み方」の
4つのパートから構成されています。

安田さんは、書き手として、本書の「わかりやすくする」技術を
使っていますから、私たちは読み手として、
本書の技術を使って読めば、より理解が深まると思います。

本書は190ページの薄めの本で、行間も広く、イラストも多いので、
この手の本に慣れていない人にはちょうど良い入門書。

かなり平易に書かれているので、ビジネス書をよく読む人にとっては、
物足りなく感じるかもしれません。

この本から何を活かすか?

安田さんは本書で、タモリさんの聞く技術について解説していましたが、
他のTV番組でMCを務めるタレントさんが、
どんな能力が秀でているかを分析してみるのも面白うそうです。

今年は、島田紳介さんという大物司会者がTVから姿を消し、
その後の番組を誰が引き継ぐのかと話題になりました。

ワイドショー的にポスト島田紳介さんを予想をするより、
これから司会者として台頭しそうなタレントさん達が、
技術的にどう優れているかという視点で見た方が、
同じバラエティ番組を見ても、自分のためになると思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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