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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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最前線のリーダーシップ

最前線のリーダーシップ
最前線のリーダーシップ
(2007/11/08)
マーティ・リンスキー、ロナルド・A・ハイフェッツ 他商品詳細を見る

満足度★★★★

もし、書店でこの本を見かけたら、
「監訳者まえがき」と「訳者あとがき」に
目を通してみてください。

この本を、日本で出版しようとした人達の想いに、
「ブルッ」と来るものがあります。

リーダーシップを発揮するということは、
危険な生き方をするということである。

この言葉が示すように、本書はリーダーシップを単なる理想論でなく、
リーダーシップに対し人々が起こす抵抗を、生々しい現実としてとらえ、
その危険な環境の中で「生き延びていく方法」を示すものです。

小泉政権下で、何度も激しいバッシングを受けた
竹中平蔵さんが監訳を引き受けているのも、
非常に説得力がありますね。

本書は大きく分けて、三部構成になっています。

  第一部 リーダーシップのはらむ危険性について
  第二部 その危険性へ対処し、生き延びる方法
  第三部 リーダーシップを発揮する個人の「心」の在り方

この本では、数多くの事例と共に、
リーダーシップについて説明されていますが、
第三部のリーダーが受ける“誘惑”について、ビル・クリントンさんの例が、
取りあげられていたのも、なかなか興味深いところでした。

「リーダーシップなんて、自分には縁がない」

こう考える人もいるかもしれませんが、本書の著者は、
リーダーシップを発揮する機会は毎日あなたを待ち受けている
と言い、ことの本質は、「“適応”を必要とする問題」であり、
これは毎日の個人の生活にも、溢れていると指摘しています。

確かにこの本を読んでみると、
リーダーの立場にある人に役立つのは勿論ですが、
組織上での立場に関係なく、読む価値のある一冊と言えます。

この本から何を活かすか?

本書に、ヘンリー・フォンダ主演の古典的名作映画、
十二人の怒れる男」がリーダーシップの事例として、
取り上げられていました。

私も大好きな映画で、何度も見ていますが、
「人々の抵抗にあいながら、発揮されるリーダーシップ」
という視点で、見たことはありませんでした。

この機会に、また見てみようと思います。

 Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| リーダーシップ | 06:59 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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読後評:最前線のリーダーシップ 良書なのにタイトルがバツ。もったいない。

原題は、Leadership on the line まず感じたのは、日本語タイトルがまずいのではということだ。   ラインを最前線と読み替えたのだろうが、ニュアンスが違いすぎないか。 なんかただの理屈をこねた内容の本にみえてしまわないか。 というのは

| 日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~ | 2008/03/22 03:33 |

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