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自分のアタマで考えよう

自分のアタマで考えよう
自分のアタマで考えよう

(2011/10/28)
ちきりん 商品詳細を見る

満足度★★★★
付箋数:24

  「自分の頭だけで考えていると、最初は泣きたくなるくらい
  幼稚な考えしか浮かんできません。ついつい答えを見たくなって
  しまいます。考えの深い人や博識な人が近くにいれば、
  すぐその人の意見を聞きたくなってしまいます。
  でも、そこをグッとこらえて自分で考えるんです。」

今の時代、分からないことがあれば、
インターネットで検索すると、たいていの事がわかります。

しかし、何でも簡単に答えが分かってしまうと、
自分の頭で考える習慣がなくなってしまいます。

実際に私は、完全にこの病気に罹っています。

ついつい、何でも検索してしまいます。

果ては、子どもから出題された、
「なぞなぞ」の答えまで、ネット検索する始末です。

一度、楽なことを覚えてしまうと、
簡単にはその習慣から抜け出せません。

そして、ネットで見つけた無難な答えに満足し、
自分の頭で考えることが確実にできなくなりつつあります。

本書は、そんな私にグサッとくる一冊。

著者は、「Chikirinの日記」で絶大な人気を誇り、
“おちゃらけ社会派”ブロガーとして有名なちきりんさん。

実は、私は本書を読むまで、ちきりんさんの存在を知らず、
ブログも一度も読んだことがありませんでした。

ちきりんさんのブログでは、政治、経済、マネー、国際関係などの
社会問題を独自の視点で語り、人気を博しているようです。

本書では、そのちきりんさん独自の視点を生み出す
「思考法の方法論」が解説されています。

平たく言うと、ロジカルシンキングの本で、
ちきりんさんは、コンサルタント的な用語を使わず、
思考の技術を分かりやすく説明しています。

個人的には、その技術のノウハウよりも、
私が普段の生活の中で、いかに自分の頭を使っていないかを
本書を読んで思い知らされました。

  「私たちはしばしば他人の考えをまるで自分の考えで
  あるかのように錯覚します。(中略)
  自分の頭で考えること、それは“知識と思考を
  はっきりと区別する”ことからはじまります。
  “自分で考えなさい!”と言われたら、
  頭の中から知識を取り出してくるのではなく、
  むしろ知識をいったん“思考の舞台の外”に
  分離することが重要です。」

確かに、私が毎日、こうやって本を読むことでさえ、
知識が増えたことと思考したことを混同し、
自分の頭で考えることの邪魔になっています。

重要なのは、本を閉じた後、
著者が何と言っていたかを正確になぞることではなく、
そこから自分で何を生み出すかということ。

1時間かけて本を読んだら、3時間かけて自分の頭で考える。

そこまで時間がとれなければ、10分本を読んで、
30分自分の頭で考えることを習慣にすべきなんですね。

この本から何を活かすか?

  考える時間を「見える化」する!

「考える力をつけるには、どうしたらよいですか?」
と質問を受けると、ちきりんさんは、
「考える時間を増やしましょう」と答えているそうです。

そのために必要なのが、1日のスケジュールの中で、
「考える時間」を見える化すること。

実際に私の1日のスケジュールを見直してみると、
考えている時間は、1時間にも満たない状態でした。

習慣を変えるには、まずは記録することから。

レコーディング・ダイエットならぬ、レコーディング・シンキング。

毎日の思考に当てた時間を記録することから始めてみます。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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