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宇宙の誕生・ビッグバンへの旅

宇宙の誕生・ビッグバンへの旅 (ホーキング博士のスペースアドベンチャー3)
宇宙の誕生・ビッグバンへの旅 (ホーキング博士のスペースアドベンチャー3)

(2011/10/15)
ルーシー&スティーブン ホーキング 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:14

宇宙や科学に興味を持つ子どもに育てたいなら、
こういう本を読ませたい。

本書は宇宙をテーマにした、小学生から読める冒険の物語。

車椅子の天才宇宙物理学者スティーブン・ホーキング博士と、
その娘さんで作家のルーシー・ホーキングさんの共著、
「ホーキング博士のスペース・アドベンチャー」シリーズの第3弾です。

第1弾は、2008年2月刊行の「宇宙への秘密の鍵」、
第2弾は、2009年7月刊行の「宇宙に秘められた謎」、
それに続く本書は、いよいよシリーズ完結編。

いきなり本書から読み始めても、ストーリーはつかめますが、
できれば第1弾から通して読んだ方がいいですね。

主人公のジョージとアニーは、シリーズの当初は小学生でしたが、
本書では中学に進級しています。

今回も、アニーの父で天才科学者のエリック、
スーパーコンピューターのコスモスと共に、
「宇宙はどうやって生まれたのか?」という謎を追い、
ビッグバンまでさかのぼり、手に汗握るアドベンチャーを繰り広げます。

冒険の鍵を握るのは、エリックの昔の研究仲間、
G・リーパーという科学者。

この人物、前作でジョージの小学校の先生として登場した、
メインキャラクターで、今回も敵か味方かわからない、
謎の人物として物語を盛り上げます。

ストーリーもさることながら、このシリーズの魅力は、
「科学コラム」と「最新の科学理論!」の解説があることです。

科学コラムでは、万物の理論、ビッグバン、ふくらむ宇宙、
大型ハドロン衝突型加速器(LHC)、特異点、M理論などの
16項目が掲載されています。

また、最新の科学理論では著名な科学者が解説します。

  ・宇宙の創生(スティーブン・ホーキング博士)
  ・宇宙の暗黒面(マイケル・S・ターナー博士)
  ・数学がわかれば宇宙のこともわかる?(ポール・デイヴィス博士)
  ・ワームホールとタイムとラベル(キップ・S・ソーン博士)

これらの大人でも理解が難しい理論を、
小学生でもわかるように説明しているのが素晴らしいですね。

キライなカラー写真も多数掲載されているので、
それを眺めているだけで、宇宙への想いを駆り立てられます。

子どもに読ませるだけでは、もったいないシリーズです。

この本から何を活かすか?

最近では、ニュートリノが光より速いという実験結果が
発表され話題になっています。

ニュートリノが光より速いかどうかは、
もっと多くの追試の結果を待つしかありません。

ところで、光より速い物質があれば、
本当にタイムマシンはできるのでしょうか?

本書では、2つの理由でタイムマシン作成は不可能としています。

  1. マイナスのエネルギーを一定量以上、集めることはできないこと。
  2. タイムマシンが自滅してしまう可能性が高いこと。

もしニュートリノが光より速いとすると、
現代の物理理論が覆ることになるのかもしれませんが、
それだけでは、ここに挙げられている
タイムマシンが作れない理由まで否定できないような気がしますね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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| 科学・生活 | 09:59 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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