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部下を育てる「ものの言い方」

部下を育てる「ものの言い方」 ―人を変える組織を変えるリーダー必須の条件
部下を育てる「ものの言い方」 ―人を変える組織を変えるリーダー必須の条件

(2011/09/26)
井上 健一郎 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:23

本当に言いたいことが、なかなか伝わらない。

これは、1人でも部下を持つ人なら、誰でも一度は持つ悩み。

上司の考えが、部下にうまく伝わらない原因は、2つあります。

最も大きな理由は上司の「ものの言い方」。

実は、ちょっと言い方を変えるだけで、
ずいぶん思ったことが部下に伝わるようになります。

そのコツを伝えるために井上健一郎さんが著したのが本書です。

そして、もう一つの原因、
それは聞き手である部下の心理状態。

同じことを部下に伝えても、その心理状態によって、
受け止められ方は、全く違ったものになります。

ですから、上司は部下の心理状態を考えて、
「やる気」のスイッチを押すような言い方をする必要があります。

井上さんは、「やる気」のスイッチの入れ方で、
上司は3つのタイプに分かれると説明します。

1つ目のタイプは、「ダメダメ上司」。

これは、自分自身は仕事のできる人に多く、
部下の気持ちを理解せず、やる気を削いでしまうタイプです。

2つ目のタイプは、「ダメ上司」。

このタイプの上司は、自分の意見を押し付けず、
部下の意見を尊重するイイ人だけど、
明確な意図を持って部下を指導できません。

3つ目のタイプは、「イイ上司」。

これが本書の目指すところで、視野が広く、妥協を許さず、
仕事感をしっかり持ち、部下の成長を真剣に考えている。

ダメダメ上司やダメ上司が一瞬にしてイイ上司に
変身することはありませんが、
まずは「ものの言い方」から変えることからスタートします。

本書には、良い言い方、悪い言い方を含め、
123の会話例が紹介されています。

普段何気なく自分が使っている言い回しが、
悪い会話例に入っていたりするとドキッとします。

たいがいの場合、本人はそこまで意識していないので、
自分の悪い言い方には、なかなか気づかないもの。

だからこそ、本書で自分の「ものの言い方を」チェックする
必要があるのでしょう。

言葉の力は大きい。

ほんの少し言い方を変えるだけで、部下を失望させることも
部下を育てることも可能になります。

本書は、そんなことに気づかせてくれる本です。

この本から何を活かすか?

会話のすれ違いは、なにも職場だけに限らず、
もっと距離が近い、家族や友達、恋人といった関係でも起こります。

本書が伝えているのは、伝える側の想いと、
伝えられる側の想いにギャップがあるということ。

私は、本書の分類に従うと、「ダメダメ上司」ならぬ、
「ダメダメ父親」になっているかもしれません。

本書の会話例を家庭でも参考にし、家族の聞きたいことは何なのか、
どう言ったら伝わるのかを考えて、言葉に選びたいと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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