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「リーダーの条件」が変わった

「リーダーの条件」が変わった (小学館101新書)
「リーダーの条件」が変わった (小学館101新書)

(2011/09/20)
大前 研一 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:20

  「そもそもリーダーは万能ではないし、あらゆる知識を
  持っているわけでもない。むしろ自分以上の知識や能力を備えた人材を
  選び抜いてそばに置き、彼らが上司(すなわち自分)の判断に対しても
  異論を唱えられるような有機的なチームを作る能力こそが求められる。
  それら優秀な部下たちをマネージし、彼らの意見を聞いた上で、
  総合的に判断して結論を下す
  -それがリーダーのあるべき姿だと思う。」

本書は、大前研一さんが求めるリーダー像をまとめたもの。

大前さんが連載する雑誌「SAPIO」と「週刊ポスト」(いずれも小学館発行)
に掲載された記事を中心に、加筆・編集したものです。

現在の日本のリーダーの不甲斐なさを見れば、
大前さんでなくても、嘆きたくもなります。

冒頭で紹介した大前さんが考えるリーダー像は、
昔からあった本来のリーダー像であって、
なにも最近になって、条件が変わったわけではないと思います。

ただ、東日本大震災などの有事において、
リーダーの実力が如実に現れました。

そして、現在の日本が置かれている状況は、
少なくとも誰が首相をやっても乗り越えられるような
簡単なものではありません。

ですから、今まで以上に真のリーダーが求められているのです。

未曾有の危機に瀕している日本のリーダーが
喫緊で取り組むべき課題として、大前さんは次の3点を挙げています。

  1つ目は、国家債務危機による日本経済のメルトダウンを防ぐこと。

  2つ目は、21世紀の新しい世界地図に対応した
  新しい外交の座標軸を定めること。

  3つ目は、人材を強化すること。

確かに、大前さんの指摘する課題に対処しなければ、
世界の中での日本の地位が失墜するどころか、
今ギリシャに起こっていることが、明日は我が身となります。

本書では、大前さんらしくグローバルな視点で、
世界の優れたリーダーから学ぶべき点を挙げ、
最後には、「私がリーダーだったら日本の諸課題をこう乗り越える」
という提言が示されています。

学ぶべきリーダーとして、ロシアのメドベージェフ大統領の
例が紹介されていたのが、私には意外でした。

いかし、今の日本においては、どこの国のリーダーからも
真摯に学ぶことが大切なのかもしれません。

この本から何を活かすか?

  「日本の水道水は“塩素”にこだわりすぎているという問題がある。
  (中略)オランダなどでは塩素ではなくフッ素を加えているし、
  アメリカではフッ素と塩素を両方使っている。
  フッ素の利点は虫歯の予防ができることである。
  だからオランダ人やアメリカ人は虫歯が非常に少ない。
  ところが、日本は水道水にフッ素を加えようとすると、
  歯科医師の経営にマイナスの影響が出るといった理由から、
  実現できていない。」

これは、本書の水道事業民営化の提言の中に出てきた話し。

私たちは歯医者を食わせていくために、
本当は予防できるのに、あえて虫歯になり、
延いては保険料の支払いとして
国民の負担を増加させているということでしょうか?

さまざまな思惑や利権が絡む、水道水へのフッ素添加問題。

いろいろと喧伝されている部分もあるようなので、
個人的には、もう少し科学的なデータを調べてみたいと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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