活かす読書
ikadoku

ビジネス書・ベストセラー本・科学本を中心に13年以上、ひたすら本を紹介し続けるブログ。既に紹介した本は3700冊以上。

自分を超える法

2011年10月12日
自己啓発・セルフマネジメント 1
自分を超える法
自分を超える法

(2011/07/23)
ピーター・セージ 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:21

人は、多かれ少なかれ誰もが「安定感」を求めます。
これは、人が持っている最も基本的なニーズ。

しかし、安定感を求めすぎるとマイナスの影響が出てしまいます。

私は、今の日本の活力の無さや、閉塞感があるのは、
安定を求めすぎた結果のように感じます。

本書の著者、ピーター・セージさんは言います。

  「人生の質は、あなたが居心地のよさを感じられる、
  不安定感の量に正比例する」

ポイントは、大きすぎる不安定感ではなく、
居心地よいと感じられる程度の
微妙なバランスの不安定感であること。

セージさんが言う不安定感とは、リスクとも解釈できますね。

本書は、成功するためのいわゆる自己啓発本。

ただし、既存の自己啓発本と少し毛色が違います。

それは章立てでもある、次の「5つの法則」を見るとわかります。

  法則1 成功の心理学
  法則2 お金の作り方
  法則3 リーダーシップを高める
  法則4 世界観をつくる
  法則5 10倍強くなる文章術

自己啓発本で心理面を語るのは必須項目ですから、
法則1や法則4が入っているのは当然でしょう。

また、成功法則とお金の関係も同時に語られることが多いですし、
リーダーシップがここに入っていても違和感はありません。

しかし、法則5の「10倍強くなる文章術」が
この法則に入っているのは、かなり変わった感じがします。

なぜ、自己啓発本にコピーライティング術が入っているのか?

その謎は解く鍵は、セージさんのプロフィールにあります。

セージさんの肩書きでは、当時27歳で、
世界No.1コーチであるアンソニー・ロビンズさんの
「史上最年少公式トレーナー」になったことが前面に出ています。

しかし、実際のセージさんは叩き上げの起業家。

むしろ私にとっては、全米NO.1コンサルタントで、
名著「ハイパワー・マーケティング」の著者である、
ジェイ・エイブラハムさんのビジネスパートナーであることの方が
目を引きました。

ですから、本書は自己啓発本でありながら、
根底には、セージさんの起業家スピリットが脈々と流れています。

本書の「自分を越える」とは、ビジネスで成功することであり、
そのためにはマーケティングは重要なテーマ。

そして、マーケティングで欠かせないのが、
コピーライティング術を解説した
法則5の「10倍強くなる文章術」というわけです。

本書は、ビジネスパーソンが読む自己啓発本としては、
実用的な内容になっています。

この本から何を活かすか?

私がセージさんが行っている事業の中で、
最も注目したのが「Space Energy」というプロジェクト。

実現性の度合いはわかりませんが、
宇宙空間で太陽エネルギーを発電し、地球に供給することを
目指しているようです。

こちらが、TEDxでのセージさんの講演内容です。



Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

コメント1件

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なぽれおん

はじめまして

ikadokuさん

はじめまして。突然のコメント失礼します。

この本は名著だと思います。

>「人生の質は、あなたが居心地のよさを感じられる、
  不安定感の量に正比例する」
この言葉は初めて知ったのですが、確かに起業家さんってそういう意識の方が多いような気がします。

あと「お金vs戦略」の部分なんかも面白かったと思います。

また遊びに来ますね。
よかったら私のサイトにも遊びに来てください。

では失礼します。

2012年11月28日 (水) 21:15