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日本でいちばん投資したい会社

外資金融では出会えなかった日本でいちばん投資したい会社
外資金融では出会えなかった日本でいちばん投資したい会社

(2011/07/25)
鎌田恭幸 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:29

橘玲さんは、「大震災の後で人生について語るということ」の中で、
世界の株式市場をまるごと保有する投資法として、
ETFの「上場MSCI世界株」(1554)を紹介していました。

しかし、これはACWI(オール・カントリー・ワールド・インデックスETF)
から日本市場を除いた株価指数に連動するものでした。

日本株には投資しなくても良いのか?

既に、日本株を持っていたり、あるいは人的資本が日本にあることから、
日本を除いて投資するのが、ポートフォリオ上は最適です。

しかも、日本は簡単には解決できない様々な問題を抱えています。

仮にそれらの問題が解決できたとしても、
成熟した日本市場の成長には、あまり期待できないので、
日本に投資しないのは、賢明な投資判断だと思います。

しかし、日本にも世界に誇れる素晴らしい企業があります。

例えば、坂本光司さんの著書
  ・「日本でいちばん大切にしたい会社
  ・「日本でいちばん大切にしたい会社2
  ・「ちっちゃいけど、世界一誇りにしたい会社
で紹介された企業などです。

それでは、日本のマーケット全体に投資するのではなく、
坂本さんの本で紹介された「いい会社」だけに投資したらどうなるのか?

それを実現したのが、本書の著者、鎌田恭幸さん。

  「100年個人投資家に支持される長寿投信を目指し、
  300年社会に貢献する企業を支援し、
  1000年続く持続的な社会を育みます。」

このような理念で、2008年に鎌田さんは3人の同士と共に、
2008年に「鎌倉投信株式会社」を設立しました。

鎌倉投信は、「結い2101」というファンドを2010年に販売開始。

正確には、坂本さんが紹介した企業だけに
投資しているわけではありませんが、鎌倉投信では
同じ目線で「いい会社」を選定し投資を行っています。

2011年5月時点のデータで、「結い2101」の組入れ銘柄は29社。

長期投資と言えば、日本では「さわかみファンド」が
日本では草分け的な存在です。

しかし、運用資金が大きくなった「さわかみファンド」の
パフォーマンスは実際のところ、TOPIXとさほど変わりません。

参考までに、結い2101、さわかみファンド、TOPIXの
基準価格の比較チャートを掲載しておきます。
結い2101 
(青9Q311103:結い2101、赤71311998:さわかみファンド、緑:TOPIX)

本書を読むと、鎌田さんの想いがヒシヒシと伝わってきます。

そして「鎌倉投信」自体が、すさまじい使命感がある、
小さくても投資したい会社だと感じました。

この本から何を活かすか?

私が注目したのは、鎌倉投信が受益者総会を開催していること。

投資信託でこのような場を開催しているという話は、
私は他に聞いたことがありません。

  「受益者総会が、将来はウォーレン・バフェットの
  バークシャー・ハサウェイの株主総会のように、
  受益者の家族全員が1日かけて楽しめる場になれば
  いいと夢見ています。」

この話を聞いているだけで、ワクワクしてきました。

私は、本書を読んで早速、鎌倉投信「結い2101」の
資料請求をしました。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 
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