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なぜ新しい戦略はいつも行き詰まるのか?

なぜ新しい戦略はいつも行き詰まるのか?
なぜ新しい戦略はいつも行き詰まるのか?
(2007/08)
清水 勝彦商品詳細を見る

満足度★★★

「戦略のコモディティ化」、これが本書の出発点です。

戦略を持つものが、戦略を持たざるものに勝った時代があり、
その後、戦略を持つものの中でも、
より有効な戦略を持つのが勝った時代がありました。

しかし今では、誰でもMBA的な戦略を簡単に入手することが
可能になり、戦略自体で差別化することが難しくなったと、
著者の清水さんは指摘します。

これが、戦略のコモディティ化です。

そこで、清水さんが提案するのは、
“正しい戦略などある訳がない”という一種の開き直りをすること。

そして、自らコントロールできる自社や個人という内側に注目し、
試行錯誤を続けながら、成功につなげていくスタイル。

これを、「やってみなければわからない戦略」と呼んでいます。

この戦略の本質は、アイディアを持つさまざまな個人で組織は
ポートフォリオを組み、それを有効に活用すること。

会社としては、個人がアイディアを育み、実験し、実行するという
一連のプロセスが続けられるよう、
「インセンティブ」・「時間」・「実感」の3つを与えることが
重要であると説明されています。

イメージとしては、有名な3M社のブートレッキング(業務時間の15%
を好きな研究に充ててよい「15%ルール」)を商品開発だけでなく、
マーケティングや人事など、企業活動のもっと多くの場面で取り入れる
感じのようです。

この本から何を活かすか? 

「正しい戦略などある訳がない」と考えるのは、
わからないことを認める、ソクラテスの“無知の知”であり、
これからの時代、最も必要とされること、
と清水さんは指摘します。

私も、本書の内容について、いまひとつ、
すっきりと記事として、まとめられなかったのは、
私の理解不足=無知によるものと、素直に認めます。 

May the reading be with you! 

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