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憂鬱でなければ、仕事じゃない

憂鬱でなければ、仕事じゃない
憂鬱でなければ、仕事じゃない

(2011/06/14)
見城 徹、藤田 晋 他 商品詳細を見る

満足度★★★★
付箋数:28

  「― “極端”こそわが命 ―
  僕にとって何より重要なことは“極端”であることだ。」

まさに幻冬舎社長・見城徹さんはこの言葉通りの方。

サイバーエージェント社長・藤田晋さんは、
見城さんについて、次のように語っています。

  「見城さんの言動の特徴は、二つある気がします。
  一つは、表面的なことを嫌うこと。
  もひとつは、凡庸なことを嫌うこと。」

何せ、見城さんは、天気の話でコミュニケーションをとる人を
最低と言い切り、今度、飯でも行きましょうと
社交辞令を言う人には、こんなヤツとは誰が一緒に仕事をするものかと、
激しい非難の念を抱きます。

本書はそんな激しい見城さんと、
それに比べるとかなり良識派に見える藤田さんのコラボ作品。

表紙の見城さんの写真は、なかなかスゴ味がありますが、
中身はもっと強烈です。

2010年後半から2011年3月まで、お2人は毎週のように
打ち合わせを重ねて本書の製作にあたったようです。

本書は対談本ではありません。

見城さんの35個の名言に対して、見城さん自身の解説、
その後に藤田さんが自分の体験を交えた解釈を示す構成です。

  「三十代になってから一番影響を受けた人物は
  見城さんかもしれないな」

この言葉の通り、藤田さんは見城さんのフォロアーなので、
基本的に見城さんの意見に反対はしません。

お2人の年齢が20歳差は以上。

見城さんの言葉が若い世代にも届くように、
藤田さんが通訳をしているといった感じでしょか。

唯一、藤田さんが見城さんの意見に反対していたのは、
名刺について。

  「切らして渡せなかった名刺は速達で送れ」

という見城さんに対し、藤田さんは恐縮しながら、
名刺を低い位置に差し渡す人に対して、

  「型にはまった、つまらないやつだな
  と思ってしまうかもしれません」

と言っています。

ここでも、異なる意見を戦わすのではなく、
世代によって価値観が違うので相手を見て、
臨機応変に対応しましょうと、藤田さんはうまくまとめたいます。

そんなクレバーな藤田さんとは対照的に、
とにかく言いたいことを言い放つ見城さん。

本書は、その対比がなかなか面白い、刺激的な一冊です。

この本から何を活かすか?

  「ふもとの太った豚になるな、頂上で凍え死ぬ豹になれ」

これは私が本書で一番気に入った、見城さんのフレーズです。

「頂上で凍え死ぬ豹」は、アーネスト・ヘミングウェイさんの短編、
「キリマンジャロの雪」の冒頭の一節に登場するそうです。

似たような意味の名言はいくつもありますが、
別の名著から引用した言葉と組み合わせると、
新しい名言が誕生するというわけです。

私もこの方法で、名言を考えてみたいと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 
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