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孫正義 リーダーのための意思決定の極意

孫正義 リーダーのための意思決定の極意
孫正義 リーダーのための意思決定の極意

(2011/06/17)
ソフトバンクアカデミア特別講義 商品詳細を見る

満足度★★
付箋数:17

  質問1 業界ナンバーワンであるメーカーとの独占販売契約に、
       自社の資本金の数倍に及ぶ多額の資金を要求された。
       あなたがリーダーなら、どちらを選びますか?
  
     A・なんとか資金を調達して契約締結
     B・契約せずに資金を残して、ほかの多くの会社との
       取引に使う

孫正義さんの選択は「A」でした。

実際にソフトバンクは、設立して間もない頃、
ハドソンとの独占契約を結ぶために、
資本金の5倍もの現金を調達し、ミドルマンとしての
有力なポジションを取にいきました。

本書は「ソフトバンクアカデミア」での孫さんの
2回の講義を書籍化したものです。

第1部は、2010年9月28にに行われた「意思決定の極意」の講義です。

冒頭のような質問が30問用意され、抽象論ではなく、
実際に孫さんが行った意思決定の事例として解説されています。

質問は単純化されているので、前提条件によって答えが変わります。

ですから、自分が選んだ選択肢が、孫さんの意思決定と
一致するかどうかを確認するというよりは、
どのような背景のもとで、孫さんがどう決断したかの
そのプロセスを学ぶことが重要となります。

第2部は、2010年7月28にに行われた「孫の二乗の兵法」の講義です。

こちらは、孫さんが20代の頃に「孫子の兵法」と
「ランチェスターの法則」を元に考案したもの。

漢字25文字からなる成功法則で、孫さんはソフトバンクを
この法則を元に導いてきました。

当ブログでは以前にこの法則を、
板垣英憲さんの「孫の二乗の法則」の記事で紹介しています。

板垣さんの本では、外部からの客観的視線を交えて、
孫さんの半生と「孫の二乗の法則」の解説が行われていました。

本書はそのオリジナル。

孫さん自身が、想いをこめて「孫の二乗の法則」の
考え方・使い方を解説しています。

ですから、板垣さんの本と講義の文字起こしをした本書は、
あわせて読むのが理想的だと思います。

ちなみに、本書の私の満足度が「★★」となっているのは、
内容に満足しなかったからではなく、どちらの講義も
既に映像で見ているからです。

  ・第2回 戦略特別講義「意思決定の極意」
  ・開校式 戦略特別講義「孫の二乗の兵法」

2本あわせて見ると、5時間近くになりますから、
見たいけれど時間のない方は、本書を読むのも手だと思います。

この本から何を活かすか?

私が最近の孫さんで注目しているのは、
「やりましょう。微力ですが、1年以内に1万人分の雇用創出。」
という発言。

これは、ツイッターで寄せられた要望に対して、
2011年7月16日に孫さんがリツイートしたもの。

要望を出したレオナルド・ザ・ピンチさんは、
孫さんの寄付完了の報告に対し、
「孫さん、義援金ばらまくより、雇用作ってください」と
返信しました。

この要望に対し、孫さんは即座にかつ具体的な数字を挙げて
「やりましょう」と返しています。

今後も孫さんのツイッターは注目。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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