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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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[実況]ロジカルシンキング教室

[実況]ロジカルシンキング教室 (グロービスMBA集中講義)
[実況]ロジカルシンキング教室 (グロービスMBA集中講義)

(2011/05/18)
グロービス、嶋田 毅 他 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:20

  「ロジカルシンキングはパソコンでいえばCPUに相当し、
  MBAの基礎科目がOS、応用科目がアプリケーションに
  相当するというものです。
  どれだけよいOSやアプリケーションを入れようとしたところで、
  CPUの処理能力が低くては、結局パソコン全体としての
  能力は上がりません。」

かつて、ロジカルシンキングはビジネス上の武器でしたが、
今や備わっていないと困る、当たり前のスキルになりました。

ロジカルシンキングは、ビジネスにおける
共通の言語といってもいいでしょう。

しかし、学校でロジカルシンキングの授業はありませんから、
どこかの時点で学ばなければなりません。

本当はスクールに行って、体系的にロジカルシンキングを学びたい。
でも、時間がない。近くにスクールがない・・・

そういった悩みを解決してくれるのが本書です。

グロービス経営大学院でのクリティカルシンキングの授業を
書籍化していますから、基本的な考えから、
応用し使いこなしていくコツまでが解説されています。

  第1章 筋道を立てて論理的に考える
  第2章 思考のスピードを加速させる考え方
  第3章 フレームワークで時間も労力も節約する
  第4章 説得力ある主張を作る
  第5章 問題の本質をとらえ、解決策を導く

本書は、過去のロジカルシンキングの名著のエッセンスが
うまくまとめられている感じがします。

例えば、バーバラ・ミントさんの名著
考える技術・書く技術」は、言い回しが難しい面もあるので、
読むのを挫折する方もいるようですが、
本書ではピラミッドストラクチャーの使い方を
噛み砕きながらも、コンパクトに説明しています。

本書は、グロービスの「実況」MBA集中講義シリーズとしては、
ファイナンス教室」に続く第2弾。

グロービスの本では、ダイヤモンド社から刊行されている
「MBA」シリーズが有名ですが、それに比べると、
あまり硬い語り口ではないので読みやすいです。

何より、「MBA」シリーズは3000円近くしたので、
価格が半額以下になって購入しやすくなったのが
嬉しいところでしょうか。

しいて、本書の難点を挙げれば、演習問題がないこと。

その点は、同じグロービスで講師を務める渡辺パコさんの
論理力を鍛えるトレーニングブック」などで
練習を積んだ方がいいかもしれません。

この本から何を活かすか?

本書の第3章で紹介されるフレームワークは、
3C、SWOT、ポジショニング・パーセプションマップ、
バリューチェーン、5フォースなど、本当に代表的なものです。

ところで、「3C」を世に送り出した当の大前研一さん自身は、
「戦略の3Cは通用しなくなった」と言っています。

しかし、ロジカルシンキングを学ぶ上で、3Cは欠かせない
フレームワークになっているようですね。

その意味では、大前さんのデビュー作である「企業参謀」は、
私は今でも読む価値のある名著だと思っています。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 
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