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敗者の錯覚

敗者の錯覚―あなたの努力が実らない40の理由
敗者の錯覚―あなたの努力が実らない40の理由

(2011/04/04)
鈴木 信行 商品詳細を見る

満足度★★
付箋数:14

平凡な経営者と名経営者は、いったい何が違うのか?

一部の天才を除けば、人間の努力や能力の量は
そう大きくは変わらない。
仕事で勝者と敗者に別れるのは、「運」次第。

著者の鈴木信行さんは、当初、このように考えていたそうです。

しかし、経済誌の編集者として、
数多くの経営者に会う内に、徐々に考え方は変わりました。

  「人生のさまざまな局面で成否が分かれるのは、
  『運の差』ではなく『考え方の差』にあるのではないか」

本書は、鈴木さんが経営者と面談して気付いた、
平凡な経営者と名経営者の「考え方の差」をまとめた本です。

経営者向けの月刊誌「日経トップリーダー」に
2009年4月号から2011年1月号までに掲載されていたコラム、
「敗者の錯覚」に加筆・再編集したもの。

  ・「ギリギリまで考える」と「ギリギリになって考える」は違う
  ・「仏の顔」で失敗の報告を受け、「鬼の形相」で再発を防止
  ・経営者は「すぐ検討」ではなく、「すぐ検証」する
  ・致命的なのは「嫌われること」ではなく、「がっかりされること」
  ・「新しいこと」をするより「違うこと」をする

本書は、こういった言葉の対比が非常にウマイ。

何気なく仕事で使っている言葉も、
こうして対比して、違いを意識することは大切です。

しかし、本書は個別の具体例ではなく、
一般論として語られているので、
リアルに感じ取りにくいところがあります。

また、文字数が少なめで図解も多いので、
手軽に読めてわかりやすい反面、
密度が薄く感じられます。

オーナー経営者のための「日経トップリーダー」誌に
掲載されたコラムだったので、
想定した読者層は経営者だったのかもしれませんが、
そのレベルの方が読むには、
少し物足りなさを感じるように思えます。

どちらかというと、経営者向けではなく、
部下や後輩を持ち始めた頃の
若手のビジネスパーソン向けの内容だと思います。

この本から何を活かすか?

  「平凡な経営者ほど、できることしかやらない」

本書では、極めたいことがあれば、「できること」でなく、
「できないこと」から始めるのが基本と説明されています。

その例として、英語をマスターしようと思えば、
英単語を毎日1つずつ覚えるようなことはせず、
薄くてもかまわないので洋書を1冊読み通する方がいいと。

なんかこの例、違うような気がしますね。

平凡な人にとって大事なのは、続けること。

だから、いきなり難しいことに挑んで挫折するより、
モチベーションが持続するように、
「できること」と「できないこと」をバランスよく
織り交ぜることがポイントだと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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