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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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冗長性から見た情報技術

冗長性から見た情報技術 (ブルーバックス)
冗長性から見た情報技術 (ブルーバックス)

(2011/03/23)
青木 直史 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:21

2011.06.04に紹介した、ガー・レイノルズさんの
シンプルプレゼン」では、余分な情報を削り取った、
メッセージを絞り込んだプレゼンが提唱されていました。

そのプレゼンは、冗長性がなく、
シンプルに言いたいことを伝えるお手本です。

重ね言葉、蛇足、冗長、リダンダント・・・

これらは一般に、なくした方がいいものと考えられます。

一方、同じ記事の最後にYouTube映像を紹介した、
スティーブ・バルマーさんの熱のこもったプレゼンは、
無駄に飛び跳ねたり、
ひたすら同じ言葉を連呼するシーンが登場します。

こちらは冗長性を極めることで、逆にメッセージを強めています。

冗長性にも役割がある。

本書は、このように先日読んだ本についても、
新たな視点を与え、考え直させてくれる一冊。

冗長性というキーワードを切り口に、
情報技術での基本的な考えを紹介してくれます。

まずは、圧縮技術。

必要な情報のやり取りに支障がないところまで、
データに含まれる冗長性を削り取っていくのがポイント。

しかし、冗長性を削り取ってしまった情報には
重要な情報しか残っていないため、何らかのエラーが発生してしまうと、
情報を復元することが難しくなってしまうようです。

そのため安全性を確保するために、あえて冗長性を加える。

実はこれ、情報技術や工業製品だけでなく、
生物のDNAにおいても同様な仕組みで、
イザという時に損傷の修復が行われているようです。

「冗長性を削り取る」、「冗長性をつけ加える」、
「冗長性に意味をもたせる」

本書ではこの3つの視点で、情報の圧縮、インターネット、
ステガノグラフィ、電子透かし、情報の互換性などについて
分かりやすく解説しています。

個人的に注目したいのは、著者の青木直史さんが提案する
高付加価値通信という技術。

これはステガノグラフィ(音声や画像などのデータに
秘密のメッセージを埋め込むデータ隠蔽技術)の新しい使い方で、
表面的情報に補助情報を埋め込むことで、
データ量を増やすことなく、従来の通信に新しい機能を追加する
技術のようです。

この本から何を活かすか?

本書の第11章では、「生体の冗長性」がテーマでした。

その中で扱われているトピックに「ロバストネス」があります。

これは、何らかの障害があったときに、
それをカバーするように働く生命維持の仕組み。

私は、生物のロバストネスについて、
以前から一冊本を読んでみようと思っていましたが、
なんとなく読みそびれていました。

これを機に、北野宏明さんと竹内薫さんの共著、
したたかな生命」を読んでみたいと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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| IT・ネット | 09:48 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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| がんばろう東北 | 2011/06/06 19:14 | URL | ≫ EDIT















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