活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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リーディング3.0

リーディング3.0 ―少ない労力で大きな成果をあげるクラウド時代の読書術
リーディング3.0 ―少ない労力で大きな成果をあげるクラウド時代の読書術

(2011/04/22)
本田 直之 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:20

  <電子書籍に向く本>
    ・サクサク気軽に読める本
    ・ひたすら前に読み進められる本
    ・レファレンス用の本
    ・外部情報にアクセスして付加価値を増す本

  <電子書籍に向かない本>
    ・じっくり読む本
    ・考えながら書き込みたくなる本
    ・細かい図表が多い本

本書では、電子書籍と紙の本の読み分けとして、
このように区分されています。

この区分に当てはめると、本書は「電子書籍に向く本」だと思います。

私は本書を紙の書籍で読みましたので、
紙なんかで読まずに、電子書籍で読もうと
勧められている感じがしました。

クラウドサービスが生み出した、「制約のない読書」。

物理的な制約、時間と場所の制約、情報シェアの制約。

これらの制約から解放された読書こそが、
本田直之さんが本書で提案する「リーディング3.0」です。

本田さんは「レバレッジ・リーディング」で
提唱していた読書法をリーディング2.0と位置づけ、
それをバージョンアップしたノマドスタイルの読書法を
リーディング3.0として解説します。

iPhoneなどのモバイルデバイス、エバーノートなどのクラウドサービス、
そしてツイッター、ファエイスブックなどのソーシャル・ネットワーク。

これらのサービスを駆使して、制約のないインプットと、
レバレッジをかけたアウトプットを、次の5つのステップで行います。

  1.良いものを効率的にインプットする
  2.ストックと整理を同時に行う
  3.サーチの発達で整理が不要になる
  4.シェアで多くの人とつながる
  5.フィードバックで自分の情報に磨きをかける

どちらかというとクラウドサービスを使いこなしている人より、
使いこなしていない人に向けて書かれています。

ですから、後半に行くにしたがって、
各サービスの使い方の説明が多くなっています。

欲を言えば、もう少し掘り下げて、
活用面の具体例を説明して欲しかった感じもします。

しかし、まだまだリーディング2.0の真っ只中にいる
私にとっては、参考になるノウハウが紹介されていました。

この本から何を活かすか? 

「制約のない読書」は、理想の読書なのか?

個人的な体験で考えると、何らかの制約の元で、
少し窮屈な環境で読んだ本の方が、
強く印象に残っていることがあります。

それは、制約を振り払ってでも無理して読書することで、
意外とスッと深いところまで入り込めたり、
背景にある厳しい環境と共に記憶に
刻み込まれるからなのかもしれません。

例えば、「国家は破綻する」は、600ページを超える重量本で、
その条件があるからこそ、どの場所でどういう体勢で、
どんな内容を読んだかが、けっこう鮮明に覚えています。

本田さんの提唱するコンセプトも良く分かりますが、
何らかの制約のもとでする読書も、いい面があると思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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