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ikadoku

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実力大競争時代の「超」勉強法

2011年05月04日
勉強法 0
実力大競争時代の「超」勉強法
実力大競争時代の「超」勉強法

(2011/04/07)
野口悠紀雄 商品詳細を見る

満足度★★★★
付箋数:31

かつて、野口悠紀雄さんは受験のための
「超」勉強法』を執筆していますが、
本書は社会人のための「超」勉強法。

パナソニック、東芝、ユニクロなど、
外国人の採用を増やす企業が話題となっています。

こういった例にあるように国境に関係なく、
実力で採用が決まる時代を
野口さんは、「大競争時代」と呼びます。

本書で説かれるのは、大競争時代を生き抜くための勉強法。

それは、学歴を獲得して終わるのではなく、
その後も続ける、仕事に役立つもの。

それでは、いったい何を勉強すればよいのか?

身につけなければならないのは、「伝達力」と「問題解決力」。

本書で面白いのが、野口さんが「伝達力」として、
「英語」だけでなく「数学」を挙げていることです。

コミュニケーションの道具として、数学が必須であると。
分野でいうと、線形代数や確率論が中心のようです。

また、「問題解決力」を身につけるには、
モデルを使って考えを進める「モデル思考」が
必要であると解説されています。

  「マトリックス法、KJ法、関連樹木法などが
  もてはやされたこともある。
  最近では図式化すればよいとも言われる。
  しかし、こうした方法で偉大な理論が発見されてという例を
  聞いたことがないので、使っても大した効果があげられないことは、
  少し考えればすぐに分かると思うのだが・・・。
  “成功法”となると、さらにインチキなものが多い。」

それでは、野口さんの言う「モデル思考」とは、どんなものか?

それは、単純模倣ではなく、現実を抽象化して、
重要な要素相互間の関係を明らかにする思考法。

ちょっと分かりにくいかもしれませんが、
本書では「リカードの比較生産費理論」を
使った例で説明されていました。

この本から何を活かすか?

「モデル思考」はどうやって身につける?

野口さんは、次の3つの方法を紹介しています。

  1. いずれかの科学を勉強する
  2. ケースメソッドで帰納的な思考をする
  3. 問題発見を常に意識する

どれも簡単にできるものではありませんね。

しかし、3番目の「問題発見を意識する」ことは、
継続の難易度は別にして、今日から始められそうです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 
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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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