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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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決算書の暗号を解け!

決算書の暗号を解け! ダメ株を見破る投資のルール
決算書の暗号を解け! ダメ株を見破る投資のルール
(2007/10/25)
勝間和代商品詳細を見る

満足度★★★★★

はじめに断っておきますが、この本を読んだからといって、
株で儲けられるわけではありません。

しかし、それでも本書は内容が濃く、非常に骨のある本です。

著者は、年収10倍アップシリーズ
ベストセラーを連発する勝間和代さん。

本書の目的として、
「あなたが自分の株を保有する会社の財務諸表を読みこなし、
その利益の質に問題があればアクションを起こせるようになること」
と書かれていますが、私はむしろ、これから株を買う人にこそ、
読んで欲しい本だと思います。

内容を見ると、「決算書って何?」という部分については、
それだけに特化した、超入門書と比べると、
この本が特段に分かりやすい訳ではありません。

また、株への投資判断の部分についても、そういった種類の本は
多数出版されていますから、少し物足りないようにも思えます。

しかし、財務諸表の読みこなし方については、
「アナリスト目線」と「会計士目線」でのチェック方法が説明されていて、
よくある会計入門書とは一線を画し、とても詳しく書かれています。

実際に株の購入を考え、ファンダメンタルの分析をする場合、
「連結決算」の構造と利益操作の方法が、分かっていないと困りますが、
よくある会計入門書では、そこまでたどり着けず、
単独のPLとBSの説明で終わっているものも数多く見かけます。

本書では、そういった点はしっかりと解説され、
更には、決算短信の2ページ目以降の、注意するキーワードの
拾い方まで説明されています。

注意する点としては、勝間さんの
「あなたが簿記3級すら持っていなくても、上質のミステリー小説を
読むように決算書に隠された暗号を解き明かせます」
という言葉を信じて、全く決算書を見たことがない人が、
単に勝間さんの本だから、という理由で本書を買ってしまうと、
十分に活かし切れず、途中で投げ出してしまう可能性があることです。

ですから本書は、本屋さんで自分の目で
しっかり内容を見てからの購入をオススメします。

この本から何を活かすか?

決算書の分析方法は、千差万別。

その人が何を重視するかによって、見る項目が異なります。

私も今まで、国内・海外を問わず、かなりの数の決算書を
自分なりに(我が家では夫婦で協力して)見てきました。

それでも本書を読んで、また一つ視点が広がりましたので、
今後の分析に活かしていこうと思います。 

May the reading be with you!   

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