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リーダーシップでいちばん大切なこと

リーダーシップでいちばん大切なこと
リーダーシップでいちばん大切なこと

(2011/03/16)
酒井 穣 商品詳細を見る

満足度★★★★
付箋数:28

かなり違った切り口のリーダーシップ論。

著者は、「はじめての課長の教科書」などで
おなじみの酒井穣さんです。

さすがに、他の人の同じことは書きませんね。

  「一般に、リーダーシップとは“価値観を示し、人を巻き込む力”
  のこと。リーダーとは、そうした力を持った人のことです。」

私たちが、今までイメージするリーダーシップの要素は、
後半の「巻き込む力」が中心です。

他人に対してどう振る舞うか、いわゆる「統率力」
という言葉で語られるものでした。

しかし、酒井さんの考えるリーダーシップとは、
前半の「価値観を示す」ことに重きを置いています。

  「リーダーシップとは、自らの価値観どおりに行動する力」

他者と関わることで発揮するものではないので、
リーダーとは、フォロアーなどいない孤独な存在という考えです。

それは、人間が幸福を獲得するための必要条件であり、
今の時代、生きるための手段であると酒井さんは説明します。

既存のリーダーシップ論は、ベクトルが外向きであるのに対し、
酒井さんのリーダーシップ論は、
自分の内側にベクトルが向いています。

  「自分のリーダーシップを必要としているのは、
  どこかの誰かという“他者”ではなくて、
  たった一度の人生を、自分の価値観に従って生き抜こうとする
  “自分自身”なのです。」

それでは、価値観どおりに行動することは、
自分の問題であって、他者には影響を与えないのか?

本書の考えでは、直接、他者に働きかけませんから、
タイムリーに他者からの反応が返ってくることは
少ないかもしれません。

しかし、リーダーシップの背景には、常に「勇気」があり、
勇気を示すことこそが、リーダーシップの社会的意義だと、
酒井さんは語っています。

本書は、静かに静かに語られています。

だからこそ、その裏にある酒井さんの
リーダーシップに対する熱い想いが伝わってきます。

そして、他者とは違うリーダーシップ論を語ることが、
酒井さんが価値観を示す行動ですから、
本書を執筆する行為自体が、
酒井さんのリーダーシップの表れと考えられますね。

この本から何を活かすか?

酒井さんは、本を執筆するとき
「将来、なにか困ったときの娘」に向けて書くことを
信条としているそうです。

そういえば、ジム・ロジャーズさんの
人生と投資で成功するために 娘に贈る12の言葉
という本もありました。

私も、そんなに凄いことは書けませんが、
少なくとも、このブログは私の生きている記録ですから、
将来、娘が読んでも恥ずかしくないような内容を
残したいと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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