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マグロ船仕事術

マグロ船仕事術―日本一のマグロ船から学んだ!マネジメントとリーダーーシップの極意
マグロ船仕事術―日本一のマグロ船から学んだ!マネジメントとリーダーーシップの極意

(2011/02/18)
齊藤 正明 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:23

本書の著者、齊藤正明さんは大学を卒業後、
バイオ系の民間研究所に就職しました。

そして、入社2年目のときに、マグロの鮮度保持剤の開発のため、
43日間のマグロ船への乗船が命じられたそうです。

そこは携帯電話も使えず、病院もコンビニもない不便な環境。

「これで人生終わった・・・」と憂鬱な気分のまま、
齊藤さんはマグロ船に送りこまれたそうですが、
そこで目にしたのは、常にニコニコして働く漁師たちの姿。

蟹工船のような状況を想像していた齊藤さんにとっては、
苛酷な環境ながらも、チームワークよく楽しそうに働く
漁師たちの姿は、かなり意外な光景に映ったようです。

マグロ船にあったのは、逃げ出せない
閉ざされた環境だからこそ必要なマネジメント。

一見、無骨な海賊風の「船長」が、船員たちをヤル気にさせる
リーダーシップとコミュニケーション術。

本書では、マグロ船という特殊な環境に
身を置いたからこそ見えた、本当に大切なことを、
一般の職場で使う仕事術へと落とし込んでいます。

  「『便利になれば幸せになる』、そんなん全部幻ぞ。
  むしろ、不便なほうがみんな助け合ったりして、
  心の中に幸せを感じるし、難しいこともできるようになるんど。」

本書で数多く紹介されている船長の言葉は含蓄があります。

齊藤さんにとっては、「第一号東丸」の船長が、
ロバート・キヨサキさんにとっての金持ち父さんのようですね。

また、船でのエピソードが明るくコミカルに
書かれているところもイイ感じです。

私は今回、齊藤さんの「マグロ船」シリーズを初めて読みました。

本書によると漁師たちは、マグロの刺身に
マヨネーズをつけて食べるようです。

「マグロ船」シリーズを初めて読むと、
マグロの刺身にマヨネーズが合うことを初めて知った時のように
新鮮な驚きがあると思います。

ただ、私は毎回マヨネーズが続くと飽きるかもしれません。

この本から何を活かすか?

齊藤さんは船ですれ違った漁師から「暑いのぉ」と
声をかけられたときに、「赤道ですからねぇ」と
素っ気なく返したそうです。

すると、その漁師から「オイ、齊藤」と普段より強い言葉で
呼び止められたそうです。

  「いつもそんなふうに素っ気なく答えちょるんか?」

  「ええ、大体いつもそんな感じですね・・・」

なぜ呼び止められたか理解できずに答えた齊藤さんに
その漁師は言います。

  「あんまり素っ気なく返事が返ってくると、
  話しかけにくい奴と思わるるど。
  赤道にいるから暑いことくらい、オレでもわかっちょる。
  でもの、最初に話しかける言葉は挨拶じゃ。
  挨拶で出鼻をくじかれると、次に何も話せめーが」

この場面で、呼び止めて注意するのは、
なかなかできることじゃありませんね。

自分で素っ気なく返さないことはもちろんですが、
この漁師のように、相手のことを考えて
本気で注意できるようになりたいものです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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