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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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残念な人の英語勉強法

残念な人の英語勉強法
残念な人の英語勉強法

(2011/02/09)
山崎将志、Dean R. Rogers 他 商品詳細を見る

満足度★★★★
付箋数:28

本書の目標は、「英語で仕事ができる人」になること。

漠然と「英語ができる人」になることを目指していません。

「英語で仕事ができる人」は、Effective Business English Speaker
として、次のように定義されています。

  ・非ネイティブとして十分な英語力を持っている
  ・自分の仕事が英語で完結できる
  ・個人の生活や趣味について深い洞察を持っている
  ・最新のビジネスの話題や時事問題にも精通している
  ・文章や話の構成がしっかりしており、対人スキルが高い

本書では、主に忙しいビジネスパーソン向けに、
ビジネスに必要な英語力を短期間で身につけるための
考え方と勉強法が解説されています。

著者は「残念な」シリーズでお馴染みの山崎将志さん。
山崎さんが資金を提供する英会話学校の経営者、
Dean R. Rogersさんとの共著です。

私が本書で興味深かったのは、24人のネイティブが
TOEIC形式の模擬テストを受験した結果がレポートされていたこと。

私はネイティブなら普通に満点を取れると
思っていましたが、どうやら違うようです。

990点が獲得できたのは、参加者の半分。
平均点は958点、最低点は785点。
200問全問正解者は誰一人いなかったそうです。

彼らが全問正解できなかった理由は、
集中力が途中で途切れてしまうことと、
問題を読む時間が足りなくなってしまうこと。

リーディングのパートで時間がなくなるのは、
私たち日本人だけではないんですね。

本書が、先日紹介した菊池健彦さんの
イングリッシュ・モンスターの最強英語術」と共通するのは、
「発音」を重視している点です。

また、最も違う点は、英語学習に対する切り口。

山崎さんは英語教育者ではなく、コンサルタントですから、
最小のコストと時間で、目標を達成するアプローチを紹介しています。

ですから、英語の勉強が好きな人や
英語教育を生業としている方の本とは根本的に違います。

なんとなく、英語力を高めたいと考える人には、
本書は合いませんが、仕事で使える英語力を
戦略的に身につけたい人には、最適な本だと思います。

この本から何を活かすか?

  「730点取れたら、TOEICの勉強を離れる」

本書では、TOEICで730レベルに到達したら、
その先はTOEIC学習から離れることを推奨しています。

そして、TOEICから離れた後に、
一生もののボキャブラリーを身につける教材として、
杉田敏さんが講師を務める
NHKラジオ「実践ビジネス英語」が挙げられていました。

  「内容が面白いため、“聞き込んで”しまった」

まさに、その通り。
私がこの講座を聞き続けている理由も、
英語学習というより、中身が面白いからです。

2011年4月からの放送では、
今までパートナーを務めたクリス松下さんが帰国のため、
新たにヘザー・ハワードさんを向えての継続開講です。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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