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魔法のシートで行う驚異のタイムマネジメント

魔法のシートで行う驚異のタイムマネジメント
魔法のシートで行う驚異のタイムマネジメント

(2011/02/04)
行本 明説 商品詳細を見る
 
満足度★★★
付箋数:20

2005年に刊行された『時間が2倍になる「超」手帳の技術』を
リニューアルして再出版した本。

もともと、『時間が2倍になる~』は、行本明説さんが専門とする
タイムマネジネントの集大成でした。

それに5年以上にわたる現場での実績を反映させ、
より実践的に改訂したのが本書です。

  「一般にタイムマネジメントは“時間管理”ととらえられている。
  しかし、時間は増やしたり、減らしたりすることはできない。(中略)

  つまり、時間そのものを管理することはできないのだ。
  私たちにできるのは、限られた時間の中で、
  いかに上手に仕事をさばいていくかということだけ。

  そういう意味で、タイムマネジメントは時間管理ではなく、
  “仕事の管理”なのである。」

本書が伝える技術は、仕事のさばき方。

行本さん考案の12種類のシート(魔法のシート)を、
3ステップで仕事に活用する方法が解説されています。

個人的に面白かったのは、仕事を「4つの時間」に分けること。

そもそも仕事は、「自分ひとりでやる仕事」と
「他人と共同でやる仕事」に分けられます。

それぞれに対して、仕事の「はじめ」と「終わり」がある。

つまり、仕事にはコントロールすべき4つの時間があると。

  1.「自分ひとりでやる仕事のはじめ」
  2.「自分ひとりでやる仕事のおわり」
  3.「他人と共同でやる仕事のはじめ」
  4.「他人と共同でやる仕事のおわり」

この4つの時間を意識し、「他人と共同でやる仕事」は、
最初に「おわり」の時間を宣言し、「自分ひとりでやる仕事」は、
「はじめ」をスケジュールに落とし込むことが大切。

他人とのアポを優先して、「自分ひとりでやる仕事」に
手を付けられないというのは、よくあるパターンですから、
「はじめ」を管理することは重要なのでしょう。

  「世の中に山ほどある手帳もスケジューラソフトも、
  はっきりいって、現状のままでは仕事の成果が出ないどころか、
  一人ひとりの足を引っ張っているように感じるのは私だけでしょうか?」

行本さんがここまで言うのは、日本におけるタイムマネジメントの
先駆者であるという自負と、本書に対する自信があるからです。

本書の「魔法のシート」は、誰にでも合うかどうか分かりませんが、
単なる思いつきや個人的経験によるものではなく、
「仕事のしくみ」や「仕事の原理・原則」をもとに、
しっかりと練られたツールといった印象を受けます。

この本から何を活かすか?

行本さんのプロフィールに「1989年から英国で開発された
セルフマネジメント手法“A Time”の極東での普及に着手」とあります。

“A Time”とは聞いたことがないので調べてみると、
この手法を提供していた会社は、1995年に清算されたようです。

また、行本さんはかつて「ザウルスで仕事革命」という本も
執筆していますが、PDAのザウルスも今や生産中止です。

これは、単に行本さんが不幸なのか?
それとも見る目がないのか?
ちょっと微妙な感じがしますね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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| 時間術 | 06:41 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

笑っていいやら・・

おもしろいブログを発見したので、コメントします。
見る目はあるつもりですが、不幸なのは確かもしれませんね。
ザウルスで仕事革命を書いたのは、“A”TIMEの開発者の英国人ジェームス・ヌーン氏がシャープさんとの約束が守れず(シャープさんにノウハウ提供する契約をしていた)、会社を清算したので、やむなくシャープさんに彼を紹介した私が責任をとって本を出しました。それが、今日につながっています。
ザウルスはウィルコムのスマートホンに形を変え、当時のザウルスの機能は今や、スマートホンやipadなどに姿を変えています。決してみる目がなかったとは思っていません。逆にちょっと早すぎたかなとは思います。
いずれにしても、英国の会社が清算しなければ、ここまで書籍も出しませんでしたし、この業界にいたかもわかりません。
その意味では、このブログを悲しんでいいやら、笑っていいやら、微妙な気分の私がいます。
私個人としては、当方のノウハウがいたるところで盗用されているのを防ぐことのできない状況は私にとって、とても不幸なことだとは思っていますが。

| ゆきもと | 2011/04/22 16:20 | URL |

ゆきもとさん

確かに仰るとおり、ノウハウはいろいろな形で、
流用されているのかもしれません。

しかし、知的財産を守る必要がある一方、
アイディアをオープンにして
さらに発展を目指すのが、世の中の流れでもあります。

詳しいコメントを頂き、ありがとうございました。

| ikadoku | 2011/05/10 06:44 | URL |















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