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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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値段のカラクリ

これでわかった!!値段のカラクリ
これでわかった!!値段のカラクリ

(2011/01/26)
金子 哲雄 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:17

くだらな過ぎて、面白い!

最近、テレビや雑誌で活躍する流通ジャーナリスト、
金子哲雄さんが最も書きたかった本。

とは言っても、いくつかの雑誌や東スポに連載していた
記事を元に加筆・修正してまとめたものです。

ですから、かなり軽い雑学系の本ですね。

本書では、「こんなに安くて大丈夫なの?」とか
「これって本当にお得なの?」と、誰もが思う疑問に
金子さんが答えてくれます。

B級グルメ編、生活編、趣味・レジャー編と3つの分野から
26アイテムを選び、その商品の原価や利益率を暴きます。

特にB級グルメ編の元を取るための作戦が、
期待を裏切らないくだらなさ。

まさに、金子さんの濃いキャラクターを
反映していてイイですね。

  ・ココイチのカレー(原価率21%)
    唯一トクできる方法は無料の福神漬け(原価率14%)を
    容器1ケースほど山盛りして、福神漬けカレーにすること

  ・カニ食べ放題
    カニをバラすことで時間がかかるので、4人以上で
    「殻を割る人」、「身を掘る人」などの分業体制を敷き、
    全員「カニ用スプーン持参!」くらいの気合で行くべき

  ・ハンバーガーチェーン
    狙うは100円バーガーの単品2個。
    ドリンクは、頼めば無料でもらえる水をガブ飲みすべき

あくまで「得すること」だけに集中し、
恥も外聞もない徹底ぶりがさすがです。

いくら得だといっても、実際にこんな事を
やっている人は見たことがありません。

しかし、金子さんならやりかねないと思わせるところが、
すでに「金子ブランド」が確立されている証拠なのかもしれません。

金子さんのように徹底できなくとも、
信じられないくらいお得に思える商品に出会った時に、
なぜ?、原価は?と考えるクセをつけておけば、
少なくとも煽りの文句に騙されず、
詐欺にも引っかかることがないと思います。

この本から何を活かすか?

本書では、個別のアイテムの値段のカラクリを
詳しく説明する傾向にあるので、
あまり大局的な視点を与えていません。

あえて、本書からモノの値段について大局的に語るなら、
「安すぎる商品は、オプションか維持費で儲ける構造になっている」
ということ。

カレーショップのトッピング、
ハンバーガーショップのポテトとドリンク、
液晶テレビの周辺機器、生命保険の特約、
ガソリンスタンドでの洗車、自動車のオプション品一式、
プリンターの純正インク、携帯電話の通信費などなど。

本書に登場していない例も挙げましたが、
いたるところで見かけます。

「じゃあ、いったいどこで儲けているの?」という視点は、
常に意識していたいところですね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 

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