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お金の流れが変わった!

お金の流れが変わった! (PHP新書)
お金の流れが変わった! (PHP新書)
(2010/12/16)
大前 研一 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:27

  「ずばりいおう。多くの国民がいま口には出せないが
  心の中で感じていることを。
  “政権交代は誤りだった!”」

大前研一さんが、ズバリ言うのはいつものこと。
それを期待して読む人もいるかもしれません。

本書では、他にも

  「民主党は市場からの制裁を受けるのではないか」

  「民主党には、いいかげんで子どもだましの
  “マニュフェストごっこ”をやめろ!といいたい」

などの手厳しい発言があります。

本書は、雑誌「Voice」に連載した大前さんの論稿に
加筆し、再構成したもです。

タイトルになっている「お金の流れが変わった!」とは、
4000兆円もの「ホームレス・マネー」が、
大挙して新興国へ向かっている状況を指します。

ホームレス・マネーとは、大前さんの造語で、
投資先を探して世界をさまよう、逃げ足の速いお金。

ホームレス・マネーが世界経済を翻弄する。

そのホームレス・マネーが向かっている先は、
アメリカでも中国でもなく、もちろん日本でもありません。

時代は「BRICs」から「VITAMIN」へ。

「VITAMIN」というのも大前さんの造語で、
(V)ヴェトナム、(I)インドネシア、(T)タイ、トルコ、
(A)アルゼンチン、南アフリカ、(M)メキシコ、
(I)イラン、イラク、(N)ナイジェリアを指すそうです。

その新たな世界経済の潮流を踏まえて、日本はどうすべきか?

本書では、新興国市場とホームレス・マネーの
活用戦略として、日本の処方箋が示されています。

公共事業をパッケージ化して売る、原子力発電、
法人需要、コンシューマー需要・・・

更に国内の再成長戦略としても、相続税免除、
減価償却期間の短縮、湾岸100万都市構想など。

正直、大前さんの発言をフォローしている人にとっては、
あまり目新しい提言はないでしょう。

しかし、現時点での大前さんの考えを
確認するには良い本だと思います。

この本から何を活かすか?

個人は、大前さんの発言から、何を参考にしたら良いのか?

私は主に3つのことを考えて、
いつも大前さんの本を読みます。

1つ目。大前さんが前提としているフレームは何か?
2つ目。どのように考えたら、大前さんと同じような発想ができるのか?
3つ目。大前さんが新たに注目している国はどこか?

ちなみに今回、私が本書を読んで、
もう少し詳しく調べてみようと思った国は「チリ」です。

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