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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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ビジネス用語の常識・非常識

ビジネス用語の常識・非常識 (双葉新書)
ビジネス用語の常識・非常識 (双葉新書)
(2010/11/17)
水野 俊哉 商品詳細を見る
 
満足度★★★★
付箋数:20

普通、用語集なんて必要があるときに参照するもので、
頭から順番に読むものではありません。

しかし、本書はそういった概念を覆す、読ませるビジネス用語集。

著者は、まとめ本の第一人者、水野俊哉さん。

ビジネスパーソンが、英語よりも先に身につけるべき用語が
ビジネス用語であるとして、本書では厳選された400ワードが
身近な例をもとに解説されています。

  「さすがに6ジャンル400語の解説を一人でこなすのは、
  ただごとではなく、本書に着手していなければ今年中に
  2、3冊は書き終えていたはずである。」

水野さんに、ここまで言わせるほど、
本書の執筆作業は困難を極めたようですね。

というより、1人でこんな用語集を短期間で作るなんて、
そもそも無謀な企画だったのでは?

それでも苦労のかいあって、完成した本書には、
水野さんが今まで読んできたビジネス書4000冊以上の
エッセンスが詰め込まれた、密度の高い本になっています。

本書で解説される分野は「行動経済学」、「自己啓発・成功哲学」、
「ビジネス実務」、「脳科学・勉強法」、「起業・投資」、
「ベストセラービジネス書」の6分野。

各分野ではトレンドを俯瞰したあと、
その分野を読み解く上で必須の用語が解説されています。

特徴的なのは、「ベストセラービジネス書」の分野で、
勝間和代用語、苫米地英人用語、茂木健一用語、神田正典用語など
著者別に用語がまとめられている点です。

相変わらず、勝間さんに対しては、辛辣なことが書かれていますね。

例えば、勝間用語に掲載された「ツイッター」の解説。

  「昔から大ファンだったという歌手の広瀬香美と、やがて親友になり、
  勝間氏が彼女にツイッターの使い方を教え、
  後にツイッター・コンサートという謎の行動を
  とるようになってしまったことが記憶に新しい。
  いずれにせよ、新しいデジタルツールには真っ先に飛びついて
  旗を振り、その素晴らしさを鼻息荒く語る芸風は揺るがない。」

ここまで書くのは、勝間さんへの愛情なんでしょうね。きっと。

数年間でビジネス書を4000冊以上読むことで、
突き抜けてしまった水野さん。
今後も、そのリソースを活かした著書に期待できそうです。

そろそろ小説形式のビジネス書を出すのでは?

この本から何を活かすか?

これから「まとめ本」を出そうとする人は、
水野さんと分野がかぶらないように考えるのが得策です。

範囲をビジネス書から、ちょっとズラす。
あるいは、特定分野を深堀するなどが差別化策でしょうか。

そう考えると、「科学本」の分野は未開の地。
水野さんが手をつけていない、今がチャンスです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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