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ネットテレビの衝撃

ネットテレビの衝撃 ―20XX年のコンテンツビジネス
ネットテレビの衝撃 ―20XX年のコンテンツビジネス
(2010/10/22)
志村一隆 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:26

2010年11月に「Apple TV」の第2世代が発売になりました。

そういえば、「Google TV」っていうのも
聞いたことがあるけど、いったいどう違うの?

本書を読む前の、私の認識はこの程度でした。

きっと、ネットテレビに関心がある人以外は、
私とさほど変わらない認識の人も多い気がします。

なにせ、日本国内でのTVに関する話題といったら、
まずは地デジへの移行、次が3Dテレビという具合ですから。

日本でよく聞く会話は、「もう、地デジに変えた?」とか、
せいぜい「ブルーレイって持ってる?」といったところでしょうか。

私のようにネットテレビには疎いけど、
ちょっとだけ関心がある人には、打って付けなのが本書。

アメリカでは、3Dテレビなんかよりも、
ネットテレビの話題の方がホットです。

本書は、日米のメディア事情、コテンツン産業に精通する
志村一隆さんが、ネットテレビの最前線をレポートします。

特に、アメリカでいま起きている映像ビジネスの
大きな変革が詳しく解説されています。

もちろん主役となるのは、「TV meets web. Web meets TV」を
テーマとして掲げ、テレビとネットの融合を目指すグーグルTVです。

グーグルTV最大の特徴は、放送波で送られてきたのか、
インターネット配信なのかをまったく区別せず、
シームレスに番組検索できること。

アメリカでは、ソニーがグーグルTV搭載のモデル
すでに発売しているようですね。

個人的には、グーグルがどのようにして、
グーグルTVから収益をあげるのか?に注目したいところです。

グーグルTVでもアドワーズのような広告モデルを
作れるかどうかが、今後の運命を大きく左右します。

なんといっても、全世界でパソコンは10億台、
モバイルは20億台に対し、テレビは40億台というマーケットですから。

また、本書では、フールー、ヤフー!コネクテッドTV、
キーチェストなどの解説もあり、
映像ビジネスの業界地図が把握できるようになっています。

この本から何を活かすか?

2008年にサービスが開始されたNHKオンデマンド。

当初の見込みでは、月額1470円の会員が40万人で黒字になり、
2010年には達成されると計画されていました。

アメリカのみならず、イギリスのBBCがコンテンツを
無料で配信している事情を考えると、
多くの人が有料で登録するとは、あまり期待できません。

本書によると、2010年上期でのNHKオンデマンドの
登録者数は2万件程度で、累積赤字解消のめどは
たっていないと説明されています。

私は、NHKの財布がどのようになっているか知りませんが、
本書にあるような諸外国の例を参考に、
少なくとも徴収した視聴料は、有効に活用してほしいと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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