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感動3.0

感動3.0 自分らしさのつくり方
感動3.0 自分らしさのつくり方
(2010/10/23)
平野 秀典 商品詳細を見る

満足度★★★★
付箋数:31

  「お客様を満足させるための自己犠牲の仕事ではなく(感動1.0)、
  マニュアルで一方的に感動を与える仕事でもなく(感動2.0)、
  双方向の関係性の中で、心と心をつなげて感動を共有する仕事
  (感動3.0)へのバージョンアップ。」

Web 2.0から始まり、最近では「モチベーション3.0」や
コトラーのマーケティング3.0」など、
バージョンナンバーをつけた本が流行っていますが、
本書もそのネーミングを真似た一冊と、決して侮ってはいけません。

さすが、感動プロデューサーの平野秀典さん。

本書では、与えるものでもない、捧げるものでもない、
心を通わせることで共に感動を作る、
新しい時代のブランディング、「感動3.0」が提案されています。

しかし、これはネット時代になって、
双方向性が高まったことで、初めて出てきた考えではありません。

その源流は、今から600年前の日本で、
世阿弥さんが説いた感動の極意の中にありました。

  「花は観手に咲く」

花=感動は演者にではなく、観客の心=双方向にあるという意味で、
これこそが、現代においてもまったく古びない
究極のブランディングの真髄だと平野さんは解説します。

  「“感情的な人”は嫌われますが、“感動的な人”にはファンができます。
  “感情的な人”の話しは聞きたくないですが、
  “感動的な人”の話しはいつまでも聞いていたくなります。
  “感情的な人”と一緒にいると疲れますが、
  “感動的な人”はずっとそばにいたくなります。」

感情的と感動的、1文字違いですが、天と地の差がありますね。

それでは、どうしたら感動的な人になれるのか?

その答えは、一つではありません。

先ほどの、「花は観手に咲く」にある通り、
感動的な人になる鍵も、その人自身の中にあると思います。

本書では、平野さんは17のシーンに分けて、
そのブランディング方法を解説しますが、
特に私の心にとまったキーワードは次の2つです。

  ・最善を尽くす
  ・恩送り

最善とは、全力を振り絞ることではなく、
文字通り、最高の善を尽くすこと。

そして、恩送りとは、恩を受けた人に返すのではなく、
いただいた恩を周りの人に送っていくこと。

この2つは、私自身が感情的な人から、
感動的な人に変わるための、大きな鍵であると感じました。

この本から何を活かすか?

以下は、平野さんが、本書のエピローグで紹介していたエピソードです。

平野さんからもらった感動を、このブログを通じて伝える
言わば「感動送り」なので、原文のまま掲載します。

  通常の10倍の速度で老化するプロジェリアという難病で
  他界したアシュリー・ヘギちゃんが出演していた
  ドキュメンタリー番組で、
  「もし生まれ変わるなら、違う人生で生まれたい?」
  という質問に対して、彼女は、

  「Me again !」

  と笑顔で答えていました。

  あなたは、同じ質問に対して、
  「Me again !」と笑顔で答えられるでしょうか?

Miss a meal if you have to, but don't miss a book. 
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