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ikadoku

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外国語の壁は理系思考で壊す

2010年11月16日
勉強法 0

外国語の壁は理系思考で壊す (集英社新書)
外国語の壁は理系思考で壊す (集英社新書)

(2010/10/15)
杉本 大一郎 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:13

英語の先生がたに相談しても、同意を得られなかった勉強法。

著者の杉本大一郎さんは宇宙物理学者。

本書では、杉本さん自身が長年「道具」として使ってきた
外国語について、その習得法が解説されています。

  「ここでは発想を根本から変えて、現実を見ながら、
  英語の先生の固定観念にはとらわれないで、
  科学的に考え直してみよう。しかも楽しく。」

話の中心は「英語」ですが、タイトルが「外国語」となっている通り、
本書の方法論は、英語学習に限ったものではありません。

と同時に、杉本さんが持つ各言語についての広い知識が
本書のベースになっている部分もあるので、
誰もが杉本さんと同じ方法で効果があるとも言えません。

ロシア語の知識はあるけど、英語が苦手という人は
日本には多くないないはずですから。

本書で示される、外国語習得のコツは以下の3つ。

  ・発音は気にしない(それぞれのお国なまりの発音で、
   結構通じている)。

  ・翻訳しないでそのまま理解する(語順が異なる言語を
   翻訳していると、ついていけない)。

  ・語彙を増やす(その際、日本語と外国語では単語が直接の
   対応はしないので、外国語の概念構成で身につける)。

杉本さんは、「語彙」を重視していて、
外国語の造語法を知れば、語彙は芋ずる式に増えると
考えているようです。

具体的には、誤読すると辻褄が合わなくなる
やさしい英語の文章をたくさん読むことがすすめられています。

コンピュータやソフトのマニュアル、数学や定量的科学の本、
経済学の本、確定申告の書き方、料理本などなど。

確かにこれらの本は、一定の専門用語さえ押さえてしまえば、
文法的にはそれほど難しくないですね。

更に、凝った表現も出てきませんから、
文学作品を読むより、英語に馴染むには良いかもしれません。

リスニングでも、映画やドラマより、
ニュース英語を教材にするほうが簡単と感じるのも
同じ理由からなのでしょう。

この本から何を活かすか?

私は、「外国株投資」が英語学習の助けになると思います。

投資する前も、投資した後も、企業のアニュアルレポートなどに
目を通すのは必須ですし、ニュースなどにも目を通さなければ、
適切な投資判断はできません。

これらは、杉本さんの言う、
「誤読すると辻褄が合わなくなるやさしい英語」
に該当します。

実際に投資していて、万一誤読すると、
自分のお金を失うリスクがありますから、
真剣に読まざるを得ない状況に、自分を追い込むことができます。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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