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ドラッカーの講義

ドラッカーの講義(1991-2003)~マネジメント・経済・未来について話そう~
ドラッカーの講義(1991-2003)~マネジメント・経済・未来について話そう~
(2010/09/30)
P.F.ドラッカー 商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:26

故ピーター・ドラッカーさんの講義録。

もしドラ」を読んで、ドラッカーさんの著書を
読もうと思っても、敷居が高く感じて手が出なかった方に
ちょうどいいかもしれません。

硬い文語体でなはく、話し言葉で書かれていますから、
非常になじみやすく、いつものドラッカーさんとは
違った一面も垣間見ることができます。

講義の中で、家族の話しを例に出すことも多く、
ドラッカーさんの人間味も表れています。

しかし、やさしい語り口と言っても、
その中で本質をズバリと突いてくるので、
ドラッカーさんの慧眼には、やはり感心させられますね。

表紙の写真から、大学での「講義」を中心に収めているイメージですが、
ドラッカーさんが教鞭をとったクレアモント大学院での講義は、
収録された17本中、6本に留まります。

残りは各地での「講演」の内容を収めていますから、
本書に関しては、「ドラッカーの講義」と言うより
「ドラッカーの講演」と言った方が実態に近いかもしれません。

編集者のリック・ワイツマンさんはクレアモント大学院大学
ドラッカー・インスティテュートのエグゼクティブ・ディレクター。

ワイツマンさんは、ドラッカーさんが残した講演や講義の内容のうち、
できるだけ書物として出版されていないものを選び、
かつ、それぞれの講義内容は重複しないように編集し
本書をまとめあげました。

1940年代から1990年までの講義と、
1991年から2003年までの講義の2分冊で刊行される予定で、
本書はその後半の本に当たります。

ちなみに、2010年11月10日現在、まだ前半の本は
刊行されていない模様で、刊行予定も記されていません。

この本から何を活かすか?

  「私は帰国すると、みんなに日本は次の世代の経済大国に
  なるだろうと説いて回りました。1950年代のことですから、
  誰もが私の頭はどうかしていると思ったものです。」

かつて、ドラッカーさんは日本の中に何を見たのか?

統計数値から読み取ったものではありません。

ドラッカーさんは、日本人の中にある精神を見ました。
それは、「目に物見せてやる」というコミットメント。

1994年の東京でのシンポジウムでドラッカーさんは、
「今ではそのコミットメントが見当たりません」と
発言しています。

それから15年以上経過して、ますます日本全体から
「目に物見せてやる」というコミットメントは
失われている感じがします。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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| | 2010/11/10 10:16 | |















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