活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


2020年01月 | ARCHIVE-SELECT | 2020年03月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

ベストセラーの値段 お金を払って出版する経営者たち


ベストセラーの値段 お金を払って出版する経営者たち

満足度★★★
付箋数:23

著者の水野俊哉さんから献本頂きました。
ありがとうございます。

あなたは、「ベストセラー本」は、
お金をかけて作ることができることを
ご存知でしょうか?

お金をかければ、ベストセラーを
作れるのは、きっと多くの方にとって
想像の範囲内だと思います。

では、いくらお金をかければ、
ベストセラーを作れるのか?

  「ズバリ3000万円ほどあれば大成功、
  すなわち3万部以上の売上が見込める、
  というのが2019年現在の出版業界に
  おける相場感ではないかと思います。」

では、3000万円かけると「印税生活」が
できるようになるのでしょうか?

否、現在の出版業界は、そんなことが
できる環境ではありません。

印税生活は、夢のまた夢。

実は、一般的なビジネス書の著者なら
年に4冊出版しても、新卒程度の収入
しかないそうです。

収入にして、1冊出版して75万円、
4冊で300万円程度の印税です。

1冊ベストセラーを作るのに3000万円
かかり、得られる印税は75万円。

これだと小学生が計算したって、
赤字になることがわかります。

しかし、実際にお金をかけて、
ベストセラーを作っている人たちが
いるそうです。

なぜ、そんな赤字になることを
するのでしょうか?

それは、印税以外の部分で、
ベストセラーを使って儲けることが
できるから。

  「なぜ有名作家の人たちは、お金を
  かけてベストセラーを作るのか。
  ひとことで言ってしまえばこれは
  マーケティングに関する問題です。
  この問題を解説することで、
  ビジネスにおけるマーケティングの
  重要性、そして出版をうまく使う
  ことで、出版とは関係ないビジネス
  を伸ばすことができるというのが
  本書でもっとも伝えたいことで、
  そのために私が知る限りの具体的な
  知識やノウハウを詰め込んでいます。」

どういう人たちが、ベストセラーを
お金で買っているかというと、
主に本業のビジネスがある経営者です。

つまり、ベストセラーは本業での
広告効果を狙った「投資」なのです。

自社の製品のマーケティングのために、
テレビCMや商品広告を出すつもりで
ベストセラーを作っているのです。

この手法を「出版マーケティング」
と呼びます。

水野さんは、この出版マーケティング
の第一人者です。

自身もビジネス書作家として27冊の
著書を執筆し、累計部数は40万部超。

その経験を生かして、出版したい人
向けの塾や、出版コンサルティング、
プロデュースなどを行っています。

本書は、「出版マーケティング」に
ついて詳しく解説した本です。

ぶっちゃけてしまうと、この本自体も
水野さんの出版コンサルティング業の
マーケティングの一環です。

ところで、本業がある経営者は、
忙しくて本を執筆する時間なんて
ないのではないでしょうか?

その通りです。

しかも、世の中に流通する本として
出版するなら、当然文章力や構成力
などの能力が必要になります。

  「経営者がマーケティングのために
  出版を使うのであればライターを
  起用するのがオススメです。」

執筆そのものをライターに依頼する
ことは、昔からごく一般的なこと。

自分で文章を書くことに、
全くこだわる必要はありません。

逆に効率的に分業でやるからこそ、
ベストセラーを生み出せるのです。

本書は、規模の大小を問わず、
経営者にとって必読書だと思います。

この本から何を活かすか?

本書では、禁断の裏技「書店買取」
についても詳しく解説しています。

これは著者が自分の本を買い取る手法。

買取目安は1000部、150万円です。

書店買取は、ベストセラーの「初速」
を作る上で、非常に効果的な手法に
なっているようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

このエントリーをはてなブックマークに追加

| マーケティング・営業 | 05:46 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |