活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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親も子も幸せになれる はじめての中学受験


親も子も幸せになれる はじめての中学受験

満足度★★★
付箋数:20

著者の小川大介さんより献本頂きました。
ありがとうございます。

ここ数十年で世の中は大きく変わりました。

その環境の変化は、大人だけでなく、
子どもの生活にも及んでいます。

かつては限られた家庭や子どもだけが、
中学受験を経験していました。

しかし、首都圏では、いまや4人に1人が
中学受験をすると言われています。

  「生き方が多様化したことによって、
  子育てにおいても選択肢の幅が
  広がりました。かつては、子どもが
  15歳になるまで進路のことなど
  考えなくて済んでいたのが、今は
  選択肢が広がったことで、早い段階から
  決めなければならないことも増えています。
  自分が子どもだったころと世の中が
  大きく変わっている中で、親として
  決めなければならないことがたくさんある。
  本書は、そんな今の時代に子育てをする
  親御さんに向けて、 “わが家軸” を
  持った子育てをお話してきました。」

本書は、中学受験を通じて、
親も子も幸せになるための本です。

中学受験に成功することが目的ではなく、
幸せになることが目的です。

そのための手段として、中学受験を利用
するという、一風変わった本です。

なぜこれほどに、親御さんたちは
子どもに勉強を押しつけてしまうのか?

なぜこれほどに、中学受験は親の気持ち
をかき乱すのか?

なぜ塾業界は、親子の冷静な判断を
手伝わないのか?

このような親の疑問と不安を解消しつつ、
親子で幸せになることを目指します。

ポイントは、自分の子どもをどんな人に
育てたいかという「子育てビジョン」を
持つことにあります。

どんな子に育って欲しいかは、
母親と父親で違っていることがあります。

夫婦それぞれがどう考えているかを知り、
子育てビジョンのすり合わせをしていない
家庭も結構多いようです。

子育てビジョンのすり合わせなしでは、
幸せな家庭になることは難しい。

逆にこれがしっかりできていれば、
最終的に中学受験を「する」「しない」は、
それほど大きな問題ではありません。

とは言え、中学受験をするとなれば、
お金も時間も労力もかかります。

どうせだったら、中学受験に成功して、
子どもの将来の選択肢を広げつつ、
親も子も幸せになりたいものです。

本書は、そんな希望を叶える手助けを
してくれる本です。

中学受験そのもののテクニックには
触れていないので、異色な受験本かも
しれません。

しかし、テクニックより前に考える
もっと大切なことが書かれています。

それは、小川さん自身が塾の一指導者
ではなく、息子さんの中学受験を
経験したからに他なりません。

小川さんは親として確信を持って、
「中学受験は、適切につきあえば
親子を幸せにする」と言っています。

残念ながら、子育てが終わってしまった
わが家では、今から本書を参考に
することはできません。

ただ、中学受験をさせようかどうか
悩んでいる知り合いはいるので、
その方には自信を持って本書を推薦
したいと思いました。

 第1章 なぜ今、子育ては大変なのか?
 第2章 中学受験、わが家の選択
 第3章 中学受験を始めたら・・・・
 第4章 子どもが伸びる環境と親の関わり
 第5章 中学受験、その後

この本から何を活かすか?

本書では、受験費用を含めた家庭の
マネープランについても言及しています。

  「中学受験を無事に終え、お子さんが
  私立中高一貫校へ進学し、その先の
  大学受験や大学進学、また自分たちの
  老後資金も考えたときに、これ以上
  使ってしまうとライフプランとして
  問題が生じてしまう、という金額を
  出しておきます。」

受験で家計が崩壊しないように、
将来を含めたマネープランを考えて
おくことは大切ですね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 人生論・生き方・人物・哲学 | 05:52 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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