活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


2019年10月 | ARCHIVE-SELECT | 2019年12月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

デジタル・ミニマリスト: 本当に大切なことに集中する


デジタル・ミニマリスト: 本当に大切なことに集中する

満足度★★★
付箋数:24

ソーシャルメディアやスマートフォンが
私たちの暮らしを大きく変えたことは、
誰もが認めることでしょう。

これらの新しいテクノロジーのおかげで、
いつでも他の人や情報と繋がるようになり、
確実に便利になりました。

しかし、あまりに便利すぎるがゆえに、
スマホをコントロールするのではなく、
スマホにコントロールされている人も
多くなっています。

あなたは、やらなきゃいけないことや
やりたいことが他にあるのに、
SNSが止まらないことはありませんか?

もし、少しでもそんな経験があるなら、
軽い依存症になっているかもしれません。

  「依存症とは、有害な結果が生じるにも
  かかわらず、その報酬効果が強迫的誘因
  となって特定の物質の使用や行為を
  繰り返す状態のことを指す。」

そこまでの状態でなくても、スマホを
いじっているうちに、あっという間に
時間が過ぎてしまったという経験は
多くの人が持っていると思います。

本書は、一時的なデジタル・デトックス
ではなく、根本的にスマホやSNSとの
つき合い方を変えるための本です。

  「本書の目標は、根拠を示して
  デジタル・ミニマリズムの有効性を
  伝えることにある。実践には何が必要か、
  なぜうまくいくのかを詳しく探求し、
  そのあとデジタル・ミニマリズムを
  取り入れるには何をすべきかを説明
  していく。」

デジタル・ミニマリズムとは、
新しいテクノロジー利用の哲学。

自分が重きを置いていることがらに
プラスになるか否かを基準に厳選した
一握りのツールの最適化を図ります。

そして、オンラインで費やす時間を
それだけに集中して、他のものは
惜しまず手放します。

そうすることで、テクノロジーから
主体性を取り戻します。

スマホとSNSから可処分時間と
可処分精神を守り、情報を見逃さず、
大切なことを大切にする生き方です。

そんなデジタル・ミニマリズムを
提案するのが、ジョージタウン大学
准教授(コンピューター科学)の
カル・ニューポートさんです。

デジタル・ミニマリズムには、
次の三原則があります。

 原則1. あればあるほどコストがかかる
 原則2. 最適化が成功のカギである
 原則3. 自覚的であることが充実感に
    つながる

ニューポートさんは、1600人超を対象
とした30日間の集団実験を行いました。

そこから導き出されたメソッドが、
デジタル・ミニマリズムを実践するための
「デジタル片づけ」です。

デジタル片付けは、次の3つのプロセスで
実行します。

 1. 30日のリセット期間を定め、
  かならずしも必要でないテクノロジー
  の利用を休止する。

 2. この30日間に、楽しくてやりがいの
  ある活動や行動を新しく探したり
  再発見したりする。

 3. 休止期間が終わったら、まっさらな状態
  の生活に、休止していたテクノロジーを
  再導入する。その1つひとつについて、
  自分の生活にどのようなメリットが
  あるか、そのメリットを最大化するには
  どのように利用すべきかを検討する。

本書が、ニューヨーク・タイムズ・
ベストセラーになり、25カ国で刊行されて
いるのは、他の国でもスマホやSNSに
生活が蝕まれている人が多い証です。

ムダなことに人生の貴重な時間を費やさず、
本当に大切なことに集中するために、
本書の哲学・メソッドを実践してみては
いかがでしょうか。

この本から何を活かすか?

本書ではデジタル・ミニマリストに
なるための「演習」がいくつも
紹介されています。

私は、次の演習を実践することにしました。

 ・スマートフォンを置いて外に出る
 ・テキストメッセージはまとめて処理
 ・営業時間を設ける

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

このエントリーをはてなブックマークに追加

| IT・ネット | 05:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |