活かす読書

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5歳から始める最高の中学受験


5歳から始める最高の中学受験

満足度★★★
付箋数:19

著者の小川大介さんより、献本頂きました。
ありがとうございます。

わが家では、中学受験とは無縁だったので、
本書のタイトルを見て、「5歳からって、
親も子も大変だな」と正直、思いました。

しかし、読んでみるとそんなにガチガチの
中学受験の本ではありませんでした。

わが子をどうやって合格させるかより、
どうやって育てるかが根底にありますから、
中学受験をしないご家庭でも参考になる
部分はあると思います。

とは言え、中学受験は大変なものという
イメージがあります。

それは、取り組む内容が小学校の授業で
習う内容を大きく超えているから。

そして量も膨大なので、塾に通うだけ
でなく、かなりの勉強時間が必要です。

そんな過酷なことをわが子にさせたくない、
と考える親御さんもいるでしょう。

しかし、工夫さえすれば中学受験は、
そこまで不自然なものにはならないようです。

  「私は、正しいやり方で進めていけば、
  中学受験は親子にとってとてもいい経験
  ができるものだと思っています。
  実際、わが子の中学受験を経験して、
  わが子のすごさ(成績という意味では
  なく、子どもが持つさまざまな力)を
  感じられましたし、親としても鍛えられ、
  成長することができました。」

著者の小川大介さんは、教育専門家で、
中学受験情報局「かしこい塾の使い方」
の主任相談員です。

そして、自身の教育方針に則って指導し、
お子さん(1人息子)を、西大和学園中、
灘中、開成中、筑波大付属駒場中の
受験した4校すべてに合格させました。

はたから見ると、「塾の先生の子ども
だから、そりゃ受かるよね」と思うかも
しれません。

しかし、他人の子を指導するのと、
自分の子を指導するのは、勝手が違います。

親が塾の先生だからといって、
子どもの成績が、勝手に良くなるような
ものではありません。

小川さんが採った「正しいやり方」とは
どんな方法なのでしょうか?

それは、中学受験に限らず、子どもの能力を
効果的に引き出す育て方です。

  「わが家の方針を実現させるには、
  世の中一般の中学受験方法とはひと味
  違った工夫を施す必要がありました。
  それが、本書で明らかにしていく
   “ゆるやかに無理をさせる” という
  基本方針に表れています。」

急に負荷をかけるのではなく、子どもが
成長できるよう、早い時期からゆるやかに
負荷をかけていく。

それが、子どもを効果的にストレッチ
させるコツです。

  「わが家も、この “ゆるやかにムリを
  させる” というやり方で、中学受験を
  進めていきました。 “ムリをさせる” と
  いうと、子どもがかわいそうと思う方も
  いるかもしれませんが、本人は遊びと
  勉強の区別なく、楽しく取り組んで
  いたので “ムリをさせられた” とは
  思っていないでしょう。」

このような方針で取り組むと、受験前の
大変な時期でも、ひょうひょうと余裕を
もって乗り越えていけるようです。

本書は、いわゆる早期教育をすすめる
本ではありません。

ですから、中学受験をするしないに
関わらず、子どもの教育について
悩みがあるご家庭には参考になる本
だと思います。

 第1章 中学受験ではどんな力が必要か
 第2章 どんなことでも学びにつなげる
    親のかかわり
 第3章 高学年でグンと伸びる
    [タイプ別]学習法
 第4章 最初が肝心!勉強嫌いにさせないコツ
 第5章 頭のいい子が育つ環境づくり

この本から何を活かすか?

本書は、中学受験しない家庭にも役立つ
とは言っても、やはりゴールは中学受験合格。

もし明らかに中学受験をしないことが
はっきりしている場合は、小川さんの
本では、次の本が参考になると思います。

頭のいい子の親がやっている
「見守る」子育て


こちらの方が、もう少し一般的な内容で、
9歳前後までの子どもの育て方についての
アドバイスが書かれています。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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