活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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仕事の「ムダ」が必ずなくなる 超・時短術


仕事の「ムダ」が必ずなくなる 超・時短術

満足度★★★★
付箋数:26

あなたは、毎日の仕事で時間は足りて
いますか?

ほとんどの方は、時間が足りないと
感じているのではないでしょうか。

では、なぜ、時間が足りなくなるのか?

それは無駄な時間を奪われているからです。

 社内会議・・・43%
 資料作成・・・14%
 メール・・・11%
 その他・・・32%

これが、社員がどのように時間を奪われて
いるかを調査した結果です。

このように会議やメールの送受信で時間を
奪われていては、いくら「働き方改革」が
叫ばれていても、それは虚しく聞こえて
しまいます。

  「実際、私たちが日本企業528社に調査
  して判明したのは、働き方改革の成功企業
  はたった12%しかないという実態でした。
  にもかかわらず、メディアに溢れるのは、
  きらびやかな成功事例ばかり。
  すると会社から “うちもこのやり方で
  行こう” と指示が来る。けれど、業種や
  事情の異なる手法を無理やり当てはめても、
  現場の混乱は深まるばかり・・・」

本書は、26社、16万人に対して実施した
壮大な時短の行動実験よる結果をまとめた
本です。

実際にやったエビデンスを積み上げた
ものなので、非常に「再現性のある時短術」
が紹介されています。

著者は、自ら「週休3日」を実践する
コンサルタントの越川慎司さんです。

まずは、行動実験の前に528社の調査の
結果から、88%の企業が失敗する理由が
わかりました。

 1. 成功の定義が決まっていない
 2. 目的と手段をはき違えている
 3. 何か有効な魔法があると信じて
  探し続けている

一方、12%の成功企業がやっているのは、
次の5つのことです。

 1. 量の改善だけでなく質の改善もしている
 2. デメリットではなくメリットに
  目を向ける
 3. マネージャーが社員は経営資源と
  捉えている
 4. 経営戦略の一環として取り組んでいる
 5. 成功パターンの発見プロセスだと
  思っている

このように失敗企業と成功企業では、
大きな違いがありました。

では、具体的にどのようにして時短を
図るべきなのか?

本書では、行動実験の結果から、
本当に実現性が高く効果があったものを
紹介しています。

<会議時間のダイエット>
A24Bルールの適用、口角を上げる、
45分の会議設定、100円タイマーの導入…

<メールの新ルール>
CCのルール化、本文は105文字以内、
メールチェックは1.5時間に1回、
送信予約・2分後送信・チャットの活用…

<伝わる資料作成>
「白」で視覚をコントロール、
手書きスタートで作業時間を減らす、
差し戻し撲滅「フィードフォワード」…

さすがに、26社総勢16万人で時短実験を
行ってみると、様々な抵抗や失敗が
ありました。

しかし、最終的には良い方向に修正でき、
成果を見いだせたようです。

本書は、そんな成功と失敗の中から得た
「現場に効く学び」を凝縮しています。

かなり実用性の高い本だと思います。

働き方改革に取り組む担当者だけでなく、
個人としても実践できます。

この本から何を活かすか?

何かを改革するには、変化がつきものです。

しかし、変化することは難しい。

なぜ、私たちは変化することが難しいのか?

それは「不確実と苦痛を避けたい」から。

そして、「現実思考のバイアスで未来を
軽視」してしまうからです。

本書では、こういった理由を踏まえて、
行動に踏み切るための4つの対策を示します。

 1. 先に行動を変えて、振り返ったら
  意識が変わった自分に気付く
 2. 具体的な行動を提示すると動きやすくなる
 3. 行動の目的を実験にして、小さな成功を
  継続する
 4. 計画に時間をかけない。初動が大切。
  具体的な目標を

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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