活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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本は読んだらすぐアウトプットする! ―「話す」「伝える力」「書く力」がいっきにつく55の読書の技法


本は読んだらすぐアウトプットする! ―「話す」「伝える力」「書く力」がいっきにつく55の読書の技法

満足度★★★
付箋数:21

  「 “本離れ” が叫ばれて久しい昨今ですが、
  おそらく多くの人が本を読まなくなった
  理由の1つは “読んだそばから忘れるから、
  何のために読んでいるかわからない” 
  ことにあるでしょう。
  本書で紹介する “アウトプット読書” は、
  そのむなしさを払拭するものであり、
   “話す”  “伝える”  “書く” 力など、
  仕事に必要なあらゆる能力を一気に上達
  させる読書法です。」

私の印象では、「読んでも忘れる」が、
本離れが進んだ理由とは思えません。

昔に比べて、ゲームやスマホなど、
興味を刺激する、他の手軽な選択肢が
増えました。

そのため、本の魅力に気づいていない
人が増えたことの方が、本離れの大きな
理由のように思えます。

さて、本書は齋藤孝さんによる読書法の
指南本です。

どんな本を、どう読めば、どんなスキルが
身につけられるかが、解説されています。

まず、本の読み方の5つのポイントです。

  1.本は読んだら人に伝える
  2. “2割読み” 飛ばし読みする
  3.順番通りに読まない
  4.1テーマで5冊読む
  5.線を引きながら読む

本を読むことに抵抗や苦手意識ががあったり、
「積読」になりがちな人には、「2割読み」
が有効だと思います。

「本は全部読まなければならない」と
思い込んで、最初の一歩が踏み出せない
人も多いように感じます。

本は、つまみ食いしてもいいんだ、
面白いと思ったところだけを読めばいいんだ、
と思うだけで、読書への心理的なハードルは
ぐっと下がるでしょう。

また、「線を引きながら読む」のパートでは、
齋藤さんお得意の「3色ボールペン」の
使い方が簡単に解説されていました。

次に、アウトプットする5つのポイントです。

  1.ライブ配信する
  2.「読書メモ」をつくる
  3.友だちと話す
  4.声に出して読む
  5.本で手にした知識を実行する

この中で、私が一番有効だと思うのは、
3番目の「友だちと話す」です。

自分が話すだけでなく、友だちの意見も
聞くことで、別の角度から見れたり、
より理解が深まることがよくあります。

ただ、相手と話す機会をつくること自体が
難しいので、これをアウトプットのメイン
とすることはできません。

その他の方法は、いずれも1人でできるので、
自分に合った方法を選んで実践するのが
いいと思います。

4番目の「声に出して読む」は、音読によって、
本の言葉を自分の身体化する方法です。

そういえば、『声に出して読みたい日本語
という本を齋藤さんは書いていましたね。

本書の後半は、読書の技法の解説という
よりは、各分野の推薦書案内となっています。

読書の習慣がない人にとっては、何を読めば
いいのかが書かれているので参考になると
思います。

本を読む、読んだ本をアウトプットする。

この循環があなたの人生を豊かにして、
仕事などのスキルの向上に役立つことは、
私も保証します。

読書の効果を最大限に活用するために、
本書の55の技法は役に立つと思います。

この本から何を活かすか?

本は何かを習得する目的だけでなく、
心身をリラックスさせる効果もあります。

  「本で “心の温泉” をつくる」

その1つの方法として本書では、
「時代小説」を読むことが推奨されて
いました。

藤沢周平さん
  『隠し剣孤影抄』、『蝉しぐれ
  『暗殺の年輪』、『竹光始末

池波正太郎さん
  『雲霧仁左衛門』、『鬼平犯科帳
  『剣客商売』、『仕掛人・藤枝梅安

山本周五郎さん
  『樅ノ木は残った』、『ながい坂
  『赤ひげ診療譚』、『さぶ

私も40歳を過ぎてから時代小説が
大好きになりました。

夜寝る直前にKindleで読んでいるのは、
これらの時代小説が多いですね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 読書法・速読術 | 05:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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