活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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自分のことは話すな 仕事と人間関係を劇的によくする技術


自分のことは話すな 仕事と人間関係を劇的によくする技術 (幻冬舎新書)

満足度★★★★
付箋数:26

  「そもそも “相手は自分の話に大して
  興味を持っていない” という客観性を
  持ち合わせている人は、どれだけいる
  のでしょうか。
  実は、このことを意識して話して
  いるかどうかで、仕事も人間関係も、
  ものすごく大きく変わるのです。
   “自分のことは話すな” という
  シンプルな考えこそが、本書で、
  私が最も使えたいメッセージです。」

本書は、あなたのコミュニケーションを
改善するための本です。

著者はイメージコンサルタントであり、
化粧品・ファッションアイテムを扱う
会社も経営する吉原珠央さんです。

私たちの一般的な常識を覆すような
発言が多いので、拒否感を持つ人も
いるかもしれません。

しかし、よくよく読んでみるとかなり
本質的な話をしているので、最後まで
読むことをオススメしたい本です。

一般的に「雑談」は、ビジネスでも
相手との関係性をつくるために、
ある程度必要と考えられています。

しかし吉原さんは、「雑談」は時間の
ムダでしかなく、不要と説きます。

ちなみに、吉原さんの言う「雑談」は、
大きく分けて3種類あります。

1. 相手から「求められいない話」
  あなたからのアドバイスなど、
  ごく一般的な内容

2. 「○○であろう話」
  確証のない噂や推測の「多分~だと
  思います」といった内容

3. 「得のないムダな話」
  会話を途切れさせないためだけの
  「だから何?」といった誰も得を
  しない内容

確かに、こうハッキリと書かれると、
なくてもいいような印象を受けます。

では、「雑談」をぜずに、どのような
話をすれば、相手との良い関係を
築けるのでしょうか?

吉原さんが勧めるのは「少し先のこと」。

相手にとって、次に何が起こるかを
想定して、提案を会話に盛り込みます。

そうすると、プロフェッショナルである
印象を相手に与えることができます。

では、一般的な「天気の話」などは、
しない方がいいのでしょうか?

吉原さんがムダと言っているのは、
「天気の話」を単なる「雑談」のまま
終わらせてしまうことです。

天気の話題がNGなのではなく、
関係が一歩前進するように、会話を
着地させることが求められます。

<NG例>
 あなた「今日は本当によいお天気ですね」
  相手「はいそうですね」
 あなた「はい。晴れてくれて本当に
     よかったです」
  相手「ええ・・・」

この会話の着地点を少し変えることで、
「雑談」で終わらせないようにします。

<OK例>
 あなた「今日は本当によいお天気ですね」
  相手「はいそうですね」
 あなた「こんなに晴れた日に中島さんに
     お目にかかれるなんて、縁起の
     よいスタートとなり嬉しいです。
     本日は、お忙しい中、お時間を
     いただき・・・・」

このように感謝の気持ちを伝えながら、
本題に入っていきます。

また、相手が延々と「雑談」をする様子が
あれば、次のように失礼なく切り上げます。

 1. 共感・心配の一言
  「それは辛いでね」「それは心配です」

 2. 即行動の提案
  相手のためにベストなことを提案

 3. 即実行
  具体的なアクション

本書には、会話の具体例も掲載されて
いますから、参考にしたいところです。

吉原さんの提案は、結構ハードな印象が
あるので、合う人と合わない人がいる
かもしれません。

しかし個人的には、実践してみようと
思う会話のヒントが沢山ある本でした。

この本から何を活かすか?

 「出会ったら相手のことを3つ知ろう」

会話では、自分のことを話すのをやめ、
相手のことを話すようにします。

そのために、「私は」と自分を主語に
して話し始めるのではなく、相手の名前
を声に出して、相手が話せるように
話題をふります。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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