活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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プレゼン・コンシェルジュが教える 社会人1年目の「アピり方」


プレゼン・コンシェルジュが教える 社会人1年目の「アピり方」

満足度★★★
付箋数:20

  「本書は新社会人、または社会人歴の
  浅い方がビジネスマナーだけでなく、
  プラスアルファの言葉がけや行動で、
  周囲から一目置かれる存在になって
  いただくための本です。」

パッと見ただけでは、新社会人向けの
ビジネスマナーの本のように思えます。

しかし、よくよく読んでみると、
期待を超える仕事の仕方、さり気ない
アピールの仕方が盛り込まれています。

それは、著者の天野暢子さんが、
プレゼンコンシェルジュとして
活躍する方だからなのかもしれません。

社会人は存在自体が、一種のプレゼン。

普段からの自然なアピールの仕方が、
後々に効いてきます。

  「私は新卒で中堅の広告代理店に
  就職し、新聞の広告スペースを
  買いつける担当をしていました。
  大手代理店との枠取り競争の中で、
  経験の少ない私の要望をどうしたら
  聞き入れてもらえるかをつねに
  考えていました。そして、その中で
  さりげないけれど、光り輝くすてきな
  方々の言動を研究してマネし、
  仕事を勝ち取ってきたのです。」

アピールし過ぎると、周りから見ると、
イタかったり、鼻についたりします。

さりげないアピールの力加減が大事。

ただ、その力加減が新社会人には
難しく感じてしまうものです。

例えば、研修などの何十人もが
集合する場合の「正しい席の着き方」。

講師にやる気を見せるために、
最前列に座ることが正解でしょうか?

  「前に立つ司会者や講師などの
  スピーカーからよく見えるのは
  最前列ではありません。
  真下や最前列は案外見にくいもので、
  2~3列目あたりの中央がよく見えます。
  自分をアピールして覚えてもらいたい
  なら、会場に真っ先に行って、
  その席を確保しましょう。
  そして、話は相づちを打ちながら
  聞きます。」

ここまでなら、普通のマナー本です。

本書には、これにプラスアルファの
さり気ないアピりポイントを加えます。

  「話している人のほうに椅子ごと
  体を向けて座る」

そんなに張り切って発言しなくても、
周囲とのちょっとした違いが、
講師からするとかなり印象に残ります。

また、何回も続くセッションなら、
毎回同じ席に座るようにします。

  「目立つ外見でなくても繰り返し
  同じ席に座るだけで、群衆の1人
  ではなく、キラリと光る
   “いつもあの席の人” として
  印象に残すことができるのです。」

ちょっとした座り方の工夫で、
相手に与える印象は大きく異なります。

社会人として研修に参加する機会は
いくらでもありますが、この積み重ねが、
数年経つと更に大きな差になるのです。

本書では、89のビジネスマナーを
紹介しています。

少し社会人経験のある人なら、
そんなの常識と思うかもしれません。

しかし、そこから一歩踏み込んだ、
「アピりポイント」までは、
できていない人が多いと思います。

自分は同期や同僚と比べて、
アピールできていないと思う方は、
参考にして欲しい本です。

この本から何を活かすか?

2019年6月4日、「闇営業問題」で
吉本をクビになった入江慎也さん。

本書では、「できる人の持ち物」の
エピソードで、入江さんを紹介しています。

  「入江さんは携帯電話の充電ケーブルを
  通信キャリア全社分を持ち歩いている
  とのことです。携帯電話の電池切れで
  困っている先輩にいつでもお貸し
  できるので感謝され、それがきっかけに
  信頼関係ができて、ときに食事を
  ごちそうになったり、仕事を任せて
  もらったりしていったのだそうです。」

振り込め詐欺グループとの関与は別にして、
こういた細かい所への気配りはさすがです。

人脈作りの達人の、なせる技なのでしょう。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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