活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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スマホメモ

満足度★★★★
付箋数:24

私たちは、日々、いろいろなものを目にし、
外部から刺激を受けた脳は、そこから
いろいろなことを考えています。

このとき脳は瞬間的に高速回転していて、
「○○だったらな~」とか「○○はどうだろう」
などと様々な妄想を膨らませています。

そういった浮かんでは消え、浮かんでは消え
するアイディアの中には、実は大きな
ビジネスにつながるものもあります。

しかし、私たちの脳はフラッシュメモリーの
ようなもので、残念ながら瞬時にそれらの
アイディアは忘れてしまいます。

それをスマホを使ってメモしておくことを、
勧めるのが本書の「スマホメモ」です。

著者は博報堂出身のマーケティングプランナー
の須藤亮さんです。

本書もスマホメモによって生まれた成果物の
1つだと言います。

  「スマホメモとは、星の数ほどある、
  浮かんでは消える脳の思いつきを文字に
  落とすことです。」

スマホメモは、単なる事実を記録したり、
やるべきことを忘れないようにする備忘録
ではありません。

外部から得た事実や情報からどう感じたか、
何を考えたかをセットにした思考メモです。

あなたの周りで、スマホで思考メモを
取っている方は、どれだけいますか?

私は、それを実践している人を見たことが
ありません。

恐らく、あまり多くないことでしょう。

スマホでメモしていても、たいていは
スケジュール帳への記入か単なる備忘録
だと思います。

では、なぜ、須藤さんはスマホに自分の
思考をメモすることを勧めるのか?

それは、スマホメモは自分の知のデータベース
になり、脳力を拡張することになるから。

思考が整理され、脳から引き出しやすく
なるので、発想力が増します。

そうすると脳も喜ぶようになり、毎日の生活が
今まで以上に楽しくなるようです。

では、具体的にスマホメモはどうやるのか?

大きくは3つのステップに別れています。

ステップ1. メモる

使うアプリはiPhoneだと標準の「メモ」アプリ。
最初にメモの格納場所を分類します。

例えば「仕事」「投資」「家庭」「趣味」など。

後は、事実でも意見でも、何でもメモします。

事実をメモするときは、どう思ったかの
感情も併せて入力しておきます。

ステップ2. 見返す

メモが溜まってきたら、最初は結構大変ですが、
毎日暇をみて見返します。

何度も見返すことで、自分の問題意識と
すり合わせができ、脳が活性化されます。

場合によっては、上書きで文章を修正します。

ステップ3. 俯瞰する

実はスマホにも弱点があって、それが総覧が
できないこと。

ここでは、一度「紙」の総覧力を借りるため、
メモをiCloudを通じてパソコンに落とし、
A3用紙にプリントアウトして見ます。

それを「KJ法」的に、分類と関連を考えて、
手書きしながら着想をまとめます。

このスマホメモを習慣にすると、次のような
知恵化が起こるそうです。

 ・まったく違うと思っていたことがつながる
 ・大きなコンセプトが見えてくる
 ・思い込みをただす(違う方向が見えてくる)
 ・いい解がみつかる(根っこが見えてくる)

スマホメモは自分の思考のビックデータ
であり、いずれは人工知能につながるとも
須藤さんは言います。

個人的には、ステップ2を習慣化できるかが、
大きな鍵になると思いました。

でも、始めてみたいですね。

この本から何を活かすか?

  「スマホによる思考メモは、とてもいい習慣
  なのです。とは言え、新しい習慣を身につける
  には、それなりのモチベーションと確信が
  必要でしょう。そんなあなたは、まずは自分の
  得意分野から始めてみてはどうでしょうか。」

習慣化のコツは、最初はハードルを低くして、
小さなことからコツコツと始めること。

私は「読書」に関するメモから始めてみます。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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