活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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知的生活の設計 ― 「10年後の自分」を支える83の戦略

満足度★★★★
付箋数:25

あなたは、2019年のNew Year's resolutionを
決めましたか?

すでに決めた人も、まだ決めていない人も、
この本を読んでから1年をスタートさせた方が
いいかもしれません。

なぜなら、本書を読むと今年1年だけでなく、
10年後の人生が変わってくるからです。

本書は、10年後を見据えて、今できることを
まとめた本です。

著者はLifehacking.jpを運営している
研究者・ブロガーの堀正岳さんです。

前著『ライフハック大全』では、5分で人生を
変えるハックの数々を紹介していましたが、
本書では、長期的な視点で書かれています。

ポイントとなるのは、2つの考え方です。

1つ目は、「知的生活」を積み上げる
という考え方です。

知的生活とは、新しい情報との出会いと
刺激が単なる消費にとどまらず、
新しい知的生産につながる生活のこと。

それを継続し、徐々に積み上げていきます。

  「1冊の本や情報との出会いを楽しみながら、
  それが積み上がることで生まれる “方向性” 
  について意識的であることによって、
  私たちの生活を単なる “情報の消費の
  繰り返し” ではない、 “成長する旅路” に
  変えることができます。」

2つ目は、「設計」という考え方です。

これは、どのように知的生活を送るかの
フレームワークで、次の5つのポイントが
挙げられています。

 1. 自分の「積み上げ」を設計する

  1日の活動時間や読書量などを10年後の
  蓄積を想定して設計します。

  長い目で見て価値を生み出す毎日の
  習慣を作ります。

 2. パーソナルスペースを設計する

  端的に言うと「書斎」のことです。

  書斎も長い目でみて、成長させることを
  念頭に置いて設計します。

 3. 発信の場所を設計する

  発信先として最も優れているのはブログ。

  日々の発信というフロー情報が、
  ゆっくりと蓄積してストック情報に
  変わっていきます。

 4. 知的ファイナンスを設計する

  収入の5%を知的投資に回し、将来的に、
  そこから知的生活を支えるための収入を
  得ることも想定します。

 5. 小さなライフワークを設計する

  心の琴線に触れた情報や感じた違和感を
  長い目で見た小さなライフワークを
  たくさん持ちます。

本書では、このように10年単位で考えて、
知的生活を送るための戦略を示します。

私が2007年から細々と始めたブログも、
10年以上が経ち、これまでに紹介した本も
既に3000冊を超えています。

堀さんが本書で勧めている知的生活を
実践している部分があったからこそ、
ここまで続けられているのだと実感しました。

新しい1年の最初に読むには非常に良い本
だと思います。

この本から何を活かすか?

  「場所があるからこそ、いつもの生活
  から知的生活へと移行するスイッチが入る
  わけです。」

本書では、デジタルとアナログが
バランスしたハイブリッドな「書斎」を
持つことを提案しています。

紙の書籍数に対する電子書籍数の割合
などにも言及されていたので、
この機会に我が家の書斎の環境も
見直してみたいと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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