活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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女子の心は、なぜ、しんどい?

満足度★★★
付箋数:19

フォレスト出版の三上さんから献本いただきました。
ありがとうございます。

本書のサブタイトルには、次のように書かれています。

 「女」を生き抜くためのセルフカウンセリング

本書の想定する読者は、もちろん「女性」です。

本書は、女性が「自由に女を生き抜く」ための本。

著者は、専門性の高い臨床心理士による
心理ケアサービスを提供する「ヒカリラボ」を
運営する清水あやこさんです。

私が、本書を読んだのは、男性には理解できない
女性の心理を知るためです。

よって、本来の目的から外れていますので、
その点を考慮して、この記事を読んでください。

女性は、女性特有の心理があるため、
生きていくのが「しんどく」感じるようです。

何が、「しんどく」させているのか?

それは、女性の感情・認知の「ゆがみ」があるから。

「ゆがみ」とは一種の思い込みです。

  「たとえば、客観的に見れば素敵な女性でも、
  過去の恋愛や失敗や親の刷り込みによって
  自分に自信がない場合は、恋愛はなかなか
  うまくいかないものです。なぜなら、彼女は
   “私は女性として魅力がない” と思い込んで
  いるからです。この思い込みを “ゆがみ” と
  表現しています。」

もちろん、この「ゆがみ」は女性だけでなく、
男性にもあるものです。

しかし、女性だからこそ生じやすい
「ゆがみ」があるので、本書ではそういった
心理に着目して、対処方法を説明します。

1つの代表的な例は、婦人会やママ友といった
コミュニティでの交流。

こういったコミュニティに所属していると、
「同じことをしていないと大変な目にあうはず」
「誰とでも仲良くしていないといけない」
といった「ゆがみ」が生じやすいようです。

女性のコミュニティでは、「自己内同調圧力」
の罠にはまっている可能性があります。

自己内同調圧力とは、周りが「同じことを
していないといけないよ」なんて思っていない
のに、勝手に自分で「みんなと同じことを
することを期待されている」と勘違すること。

これこそ、学生時代から女性社会の中で
培われてきた、女性にありがちな思い込みです。

本書には、ゆがみを整えるために、
次のようなアドバイスが書かれています。

同じことをしていないと大変な目にあうと
思っている場合。

  「(ランチや飲み会など)頑なに毎回誘いを
  断っていれば、いい気はされないかも
  しれませんが、オフィスや電話など、
  それ以外の場所や場面で愛想よく過ごして
  おけば、 “悪気はないけれども、誘っても
  来ない人” というキャラを確立することが
  できます。」

誰とでも仲良くしていないといけないと
思い込んでいる場合。

  「求めているものが “日常に波風を立てない
  ため” といった “純粋に相手を好き” 以外の
  ことであれば、それを得るために必要な分
  だけ人間関係にコミットすればいいのです。
  常に同調しなくても、差し障りのない
  ラインを見定め、必要なときだけ、
  なんなら形式上だけ、同調していれば
  それでオッケーです。」

これ以外に本書では、マウンティング、嫉妬、
バリキャリ、キラキラ女子、メンヘラ、
セクハラ、毒親、ワンオペ育児といった
女性の抱える悩みの心理的背景を説明します。

それぞれの「ゆがみ」に対し、どのように整え、
対処するかを具体的にアドバイスしています。

男性の私が読むと、不可解な女性心理の
一端がわかったような気がしました。

ただし、男性の女性との付き合い方は
本書には書かれていないので、
そこは自分で考える必要がありそうです。

この本から何を活かすか?

「メンヘラ」という言葉は、男性よりも
女性に対して使われることが多い言葉です。

メンヘラとは、精神的な疾患を持つ人のこと。

自己を安定させるために、パートナーが
いることや、パートナーから注目・称賛を
受けることは、男性よりも女性の方が
意味が大きいと、本書では説明しています。

女性のメンヘラに関する「ゆがみ」は、
次の2タイプがあるようです。

1つ目は、メンヘラであることを受け入れて、
メンヘラがアイデンティになるタイプ。

2つ目は、他人にメンヘラだと指摘されて
ショックを受けているタイプ。

タイプによって対処法は異なるので、
興味のある方は、本書でご確認ください。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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