活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


2018年06月 | ARCHIVE-SELECT | 2018年08月

| PAGE-SELECT |

≫ EDIT

誰でもすぐ使える雑談術 ―初めのひとことがうまく言えるコツ

満足度★★★
付箋数:22

さくら舎の岩越さんから献本いただきました。
ありがとうございます。

「雑談」は、人間関係を良くするための潤滑油。

特に、初めて会った方とは、雑談の良し悪しが、
その後の付き合いにも大きく影響します。

雑談の大切さは、十分にわかっていても、
「何を話したらいいかわからない」
「話が一往復で終わってしまう」といった
悩みを持つ方が多いようです。

実は、世の中、ほとんどの人は雑談が苦手。

私も、雑談には苦手意識がありましたが、
本書を読んで、少し考え方が変わりました。

本書の著者で、雑談術セミナー講師を務める
吉田幸弘さんは、セミナー終了後、受講者から
相談を受けることがよくあるそうです。

「話すネタがないけど、どうすればいいのか」と。

吉田さんは、ここに大きな間違いがあると
指摘します。

  「(こういった人は)たいていは、
   “自分が何を話すか” ばかり考えています。
  でも、それよりも大切なことは、
  相手に話をさせることなのです。」

上手に雑談をするためには、雑学などの
豊富な話題を持っている必要はないのです。

雑談上手は、気配り上手。

本書では、相手に気持ちよく話してもらう
ちょっとしたコツを紹介しています。

例えば、雑談の鉄板ネタの「天気」について。

天気の話題が、雑談に適しているのは、
誰でも知っていることです。

天気は、相手との共通の話題であり、
答えやすいからです。

しかし、吉田さんは天気の話しをしながら、
あることをするように勧めています。

それは「相手のタイプを見抜く」こと。

  「 “今日、暑いですね” と言ったときに、
   “そうですね” だけで早く会話を終了させたい
  雰囲気を醸し出したら、もう雑談せずに
  本題に入っていけばいいのです。
  あるいは面倒くさそうな顔をしたら、
  雑談はいったん終了です。
  ここでダラダラ雑談をしてしまうと、
  相手はイライラし始めます。」

相手への気配りが、雑談をするときの
大きなポイントなので、タイプに合わせて、
長さや分量を変える必要があるのです。

そして、雑談は必ずしも本題に入る前に
しなければならないものではありません。

本題が終わった後に、雑談した方がいい
タイプの人もいるのです。

では、相手がすぐに本題に入りたいタイプ
でない場合、天気からもう少し話題を
膨らますには、どうしたらいいのか?

吉田さんが勧めるのは、「親しみやすさ」
を出すような、失敗談を披露すること。

例えば、雨が降りそうな日は、
次のような話をするといいようです。

  「今日は午後から雨らしいですね。
  洗濯物を干したまま来てしまいましたよ」

  「駅まで自転車で通勤していますが、
  ここ3日間置きっぱなしで、バス代が
  かさんでいます」

  「移動中、寒いので駅のホームでつい
  缶コーヒーを持って温まっています。
  ただすぐに飲まないので、気づいたら鞄に
  3本も缶コーヒーが溜まっていました」

少し笑える、相手が突っ込みやすいネタを
ストックしておくのです。

雑談には、少しだけ準備が必要です。

ただし、初めのひとことを切り出した後は、
自分がプレゼンターになるのでなく、
相手のインタビュアーになることが、
上手に雑談するコツです。

本書には、雑談上手になるための基本と、
ちょっとしたコツを満載されています。

この本から何を活かすか?

雑談には、一般的には使っても大丈夫なようで、
実はしくじる可能性が高いネタがあります。

本書では、次のようなネタは封印することを
勧めています。

  ・「お痩せになりましたか?」
  ・「顔色悪いですけど、大丈夫ですか?」
  ・健康に関するネタ
  ・「一番○○だった」という言い方

こられのネタは、絶対にしてはいけない話題
ではありませんが、人によっては避けた方が
いい場合があります。

もっと相手と親しくなれる共通の話題が
他にあるので、あえてこのネタに挑戦して、
危険を冒す必要はないのです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

このエントリーをはてなブックマークに追加

| コミュニケーション | 06:03 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

| PAGE-SELECT |