活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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一番伝わる説明の順番

満足度★★★★
付箋数:26

世の中には2種類の人がます。

それは、物事をうまく説明できる人と、
うまく説明できない人です。

あなたは、どちらの人でしょうか?

うまく説明できないと、相手から
「何を言いたいのか、よくかわからない」
と指摘を受けることがあります。

うまく説明できる人と、できない人では、
一体、何が違うのか?

饒舌だからといって、説明がわかりやすい
とは限りませんし、賢いからといって、
説明上手とも限りません。

世の中には、立て板に水で喋っても、
何が言いたいかわからない人もいますし、
専門家と呼ばれる人でも、説明が難解な人も
います。

実は、説明ベタな人は、次の3つのことが、
できていません。

 1. 何をどの「順番」で説明するかが、
  整理できていない。

「自分が考えた順番」と「説明する順番」は
違うものです。

この事実を意識せず、自分の考えた順番や
経験した順番でそのまま話しても、
相手には決して伝わりやすくないのです。

この「順番」が伝わるかどうかの肝。

 2. 相手の理解レベルを意識していない。

これは専門家の話が伝わりにくい場合の
典型です。

話の前提となる知識が相手に不足している
ことを一切考慮せずに、説明を始めると
こうなってしまいます。

説明する言葉や内容は、相手に合わせる
意識を持つ必要があります。

 3. 自分で何が言いたいのか決まっていない。

至極当然のことですが、伝える側が、
何を伝えたいのかが決まっていなければ、
相手に伝わるはずがありません。

自分の伝えたいことを明確にして、
それを相手が受け入れられるように整理して
説明する必要があるのです。

本書は、説明する方法を説明する本。

著者は、株式会社ギックス取締役CMSOの
田中耕比古さんです。

本書は、田中さんが会社のWEBサイトに
掲載した「説明ベタを克服しよう」という
ブログ記事をベースに書かれた本です。

たかが説明、されど説明。

ビジネスのあれゆる場面で説明は、
求められますし、プライベートでも説明する
機会はいくらでもあります。

なぜなら、「説明=コミュニケーション」
だからです。

説明する上で、最も重要なことは、
何をどの順番で話すかの「順番」。

同じ内容を話しても、順番を変えるだけで、
その伝わりやすさは全く違うものになります。

ミスコミュニケーションの一例として、
「伝えたつもり」で、実は相手に伝わって
いないケースが良くあります。

これも、伝える順番に起因していることが
多いのです。

話の順番を意識するだけで、伝えた結果が
変わるだけでなく、あなたの印象や評価も
大きく変わってきます。

 第1章 説明が下手な人は、何が間違っているのか
 第2章 わかりやすい説明の順番
 第3章 説明力を高める!
    「自分の思考」を整理するコツ
 第4章 理解度が高まる!
    「相手の思考」を整理するコツ
 第5章 印象に残る伝え方のコツ
 第6章 説明力を磨く思考習慣&トレーニング

本書の解説は、小気味よいくらいにポイントが
まとまっていて、非常にわかりやすい本です。

それは、本書で田中さんが説いている、
説明の順番や説明の仕方が実践されている
からに他なりません。

説明ベタな方には、オススメしたい一冊です。

この本から何を活かすか?

ビジネスではよく、「結論から話しなさい」
と言われます。

しかし、実は「結論から話す」よりも先に
やるべきことがあります。

それは、「前提」をそろえることです。

前提情報、そのテーマの理解レベル、話す範囲。

これから話す内容について、これらの前提が
揃っていなければ、いくら結論を先に話しても、
全く理解されない状況が生じるのです。

十数年ぶりに会った友人に「仕事はどう?」と
聞かれて、同僚に答えるように話しても、
うまく状況が伝わりませんよね。

それは、話の前提となる情報が
共有されていないからです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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