活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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不機嫌は罪である

満足度★★★
付箋数:23

あなたの周囲で、何か嫌なことがある度に、
「不機嫌」をむき出しにする人はいませんか?

特にそれが、あなたの上司や先輩だったら、
立場上、指摘できずに我慢せざるを得ない
ことも多々あるでしょう。

不機嫌なことをあらわにする人がいると、
周りの人は嫌な気分になるものです。

あなた自身は、知らず知らずのうちに
不機嫌さを発散していることはありませんか?

  「考えてみてください。不機嫌を表に出して、
  物事がうまくいくケースがあるでしょうか?
  自分が不機嫌だとなかなか仕事に集中できずに
  生産性は下がります。不機嫌な状態では
  建設的な話し合いは叶わず、それどころか
  相手の不機嫌も生み、泥沼にはまっていきます。
  上司が不機嫌だとトラブルに関する報告に
  二の足を踏む可能性がありますし、
  ましてそうした上司とのコミュニケーション
  からイノベーションが生まれることなど、
  望むべくもありません。」

本書のタイトルにもなっていますが、
齋藤孝さんは、「不機嫌は罪である」と言います。

本書は、不機嫌を出さずに、上機嫌を維持する
技術について解説する本です。

まず、齊藤さんが指摘するのは、不機嫌は
「性格」ではなく、「状態」であるということ。

心がけを見直してワザを身につければ、
誰だって、いつだって「不機嫌の芽」を摘み、
上機嫌モードに切り替えることができます。

本書では、次の3ステップで不機嫌と
サヨナラします。

ステップ1. 自分の「不機嫌の芽」を知る

 自分が不機嫌になりつつあることに気づくには、
 自己を客観視する必要があります。

 一度感情の細かい状態モニタリングして、
 自分自身のパターンを把握しておくと、
 「不機嫌の芽」が出てきた瞬間に
 気づくことができます。

 少しでも「不機嫌がきているな」と思ったら、
 トイレに行きましょう。

 実際に用をたさなくても、手や顔を洗うだけ
 でも構いません。

 トイレに行って、元の場所に戻るだけでも、
 「不機嫌の芽」を摘むことができます。

ステップ2. からだを上機嫌モードにする

 普段から「不機嫌の芽が出にくい状態」を
 維持するには、からだの調子を整える
 必要があります。

 メンタルケアの王道は、からだを経由して、
 こころに働きかけることです。

 目指すのは、心身のほぐれたの状態。

 この状態をつくる有効な方法が呼吸法です。

 鼻から3秒吸って、2秒お腹の中にぐっと溜めて、
 15秒かけて口からゆっくり吐き出します。

 また、からだを温めて、リラックスするために、
 「湯船によく浸かる」ことも有効です。

ステップ3. こころを取り戻すわざを身につける

 からだの状態が上向いた後は、こころの状態も
 ケアする必要があります。

 上機嫌への第一歩は「ふっきる」こと。

 断言力・想像力・自分を笑い飛ばす力を
 身につけ、執着をふっきり、自己肯定します。

 そして、こころの状態を一定に保つために、
 「切り替えのスイッチ」を用意しておくもの
 いいでしょう。

 齋藤さんオススメの気軽に試せるスイッチは、
 「腕をぐるりと回して、肩甲骨をほぐす」
 方法です。

また、本書では上機嫌の特効薬として、
「音楽」を聞くことが紹介されていました。

確かに、音楽は気分の切り替えには、
即効性がありますね。

本書のノウハウは、「職業としての上機嫌」を
保つために大いに役立つと感じました。

この本から何を活かすか?

本書には、「不機嫌をなおす七つの習慣」が
紹介されていました。

  1. 自分の「普通」は不機嫌に見えると自覚する
  2. 情報を遮断して自分の時間を持つ
  3. 血流を意識して、こまめにからだをほぐす
  4. 「一定の状態」を保つのがプロだと意識する
  5. 「まずいな」と思ったら一呼吸入れる
  6. ネガティブな感情は、表現物に乗せて洗い流す
  7. 人の不機嫌を見て、自分の不機嫌をなおせ

私が個人的に気をつけるべきと感じたのは、
特に1番目の習慣でした。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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