活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。


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WAIT、 WHAT?(ウェイト、ホワット?) ハーバード発、成功を導く「5つの質問」

満足度★★★★
付箋数:24

フロンティア・エンタープライズの黒田さんから
献本いただきました。ありがとうございます。

  「ご存知かどうかわからないが、
  生きていくうえで大切な問は五つしかない。
  ぜひとも折りに触れ、あなた自身にも人にも、
  この五つを問いかけてみてほしい。
  その習慣が身につけば、人生はより楽しくなり、
  より実り多いものになるだろう。
  そうして最終的には、究極の問いにも望ましい
  答えを返せるようになるだろう。
  究極の問いというのは、誰もがいつか
  必ず向き合うことになる、非常に重い問いの
  ことである。」

本書は、2016年にハーバード大学教育大学院で
行われた卒業式のスピーチを書籍化したもの。

スピーチしたのは、第11代学院長で本書の著者の
ジェイムズ・E・ライアンさんです。

このスピーチの動画は、インターネットに
アップされると、大きな共感を呼び、
たちまち世界中に拡散しました。

スピーチでは、ライアンさん自身の経験を元に、
「究極の五つの問い」が、どのように私たちの
人生に有効なのかを語りかけました。

私たちは、適切な問いが与えられれば、
自然とその問いに答えるように考えます。

問題解決は、正しい問いさえ設定できれば、
8割は解決したも同然とも言われます。

また、あのアインシュタインさんも
問いの重要性に関して次のような言葉を
残しています。

  「もし私がある問題を解決するのに1時間を
  与えられ、しかもそれが解けるか解けないかで
  人生が変わるような大問題だとすると、
  そのうちの55分は自分が正しい問いに
  答えようとしているかどうかを確認することに
  費やすだろう。」

これほどまでに、問いの影響力は大きく、
ライアンさんも、その重要性については、
次のように語っています。

  「答えのほうはどうでもいいと言っている
  わけではない。答えと同じくらい問いが大切
  であり、答え以上に大切な場合もしばしばある
  という意味だ。単純な真実だが、答えの質は、
  問題の質を超えられない。適切でない問には、
  適切でない答えしか返ってこない。」

それでは、ライアンさんが挙げる「究極の問い」
とは、どのような質問なのでしょうか?

以下が、その「究極の五つの質問」です。

1. Wait, what?(待って、何それ?)
 これは、対象を明確にし、理解を促す質問。

 この質問をすると、人間関係において、
 互いに理解し合うことができ、無意味な衝突を
 避けることができます。

2. I wonder…?(どうして~なんだろう?)
 好奇心を掻き立て、可能性を引き出す質問。

 この質問をしている限り、常に探究心を失う
 ことはなく、自分のいる世界に能動的に
 関わることができます。

3. Couldn't we at least…?
 (少なくとも~はできるんじゃないか?)
 状況を打開し、前進させる質問。

 行き詰まったときに、この質問をすると、
 ものごとは動き出します。
 人をスタートラインに立たせてくれる質問です。

4. How can I help?(何かできることはある?)
 これは、敬意のこもった関係を築く質問。

 あらゆる良き関係の大もとになる質問で、
 力になろうとする意志、相手への敬意、
 更にこちらも同じように助けられことになる
 かもしれないという謙虚な気持ちも伝わります。

5. What truly matters?(何が本当に大事?)
 人生の本質が見えてくる質問。

 この質問を特に自分自身にすることで、
 ものごとの要点や本質が見えてくるだけでなく、
 自分の人生の核心も見えるようになります。

これらの五つの問いは、生きていくうえで
大切にしたい領域を広くカバーしています。

さすがに卒業式のスピーチだけあって、
ライアンさんの語りは、思わず引き込まれる
ところがあります。

150ページほどの本ですが、おすすめです。

1時間ほどで読め、これらの問いを使いこなせる
ようになると、大きく人生が変わると思います。

この本から何を活かすか?

HarvardEducationが提供するライアンさんの
スピーチは以下の動画です。



6:49の動画で、字幕は英語のみで、日本語字幕はありません。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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